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「AWSをはじめよう」という本でEC2サーバーの構築について勉強しています。
本ではCentOSベースのAmazon Linuxを使っていますが、ローカルのWSLでUbuntuを使い慣れているのでUbuntuを使いました。
規定のアカウント名ubuntuでSSH接続するところまで出来ています。

本では以下のコマンドでrootになってみましょうみたいなことを言われましたが、UbuntuのEC2でこれをやるとパスワードを聞かれました。

$ su -

sudo でroot権限のコマンド(apt update など)は(パスワードなしで)実行できますが、それだけで学習しつづけられるでしょうか。
Amazon Linux、Ubuntu、suのパスワード、sudoのパスワードについて特に知るべきことはあるでしょうか。

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  • 重複候補: sudoにはrootのパスワードが必要ないので意味がないのでは?
    – cubick
    Commented 2021年9月29日 8:08
  • ありがとうございます。suとsudoerの一般的な違いではなく、EC2におけるAmazon LinuxとUbuntuの既定値という個別性の問題かと思って質問しました。 Commented 2021年9月29日 8:18
  • WSL の Ubuntu で su - を実行した場合にはどうなるのでしょうか?
    – cubick
    Commented 2021年9月29日 8:24
  • デフォルトでsudoresがどうなってるかだけの話では。。 必要に応じて編集すればいいだけかと。。sudores修正しくると二度とrootになれない哀しみ。visudoすればいいだけなんですが。プロビジョナで一度しくりました。 Commented 2021年9月29日 12:36
  • > WSL の Ubuntu で su - を実行した場合にはどうなるのでしょうか? こちらもパスワードを求められ、設定したことがないのでログインできなくなりますね。なるほど Commented 2021年9月30日 7:50

2 件の回答 2

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参照している書籍ではどのような意図で「su - で root になってみよう」としているのか分かりませんが、root 権限 (=管理者権限) が必要なら通常は sudo での運用で十分です。


su - で root アカウントに切り替えようとした場合、「root アカウントのパスワードを知っている」「 root アカウントにパスワードが設定されている 」必要があります。

EC2 のインスタンスで作成したマシンには、root パスワードが設定されていないようなので、例えば以下のような手順で設定しておく必要があります。

参考:
AWSの初期設定でrootパスワードを設定する

  • 一般ユーザーでログイン
  • sudo su - で root 権限に昇格
  • passwd コマンドで root アカウントにパスワードを設定
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Amazon EC2 で Ubuntu を作ると「su -」でパスワードを聞かれる

手元の環境の Ubuntu 20.04/21.04 の場合、PAM(Pluggable Authenticaton Modules)によって設定を変更することが可能です。

/etc/pam.d/su

# Uncomment this if you want wheel members to be able to
# su without a password.
#auth sufficient pam_wheel.so trust

Ubuntu Linux の場合、デフォルトの設定では wheel グループが存在しません。wheel グループを作成しても良いかと思いますが、管理者グループということで既存の adm グループに設定してみます。

auth       sufficient pam_wheel.so trust group=adm
$ lsb_release -ir
Distributor ID: Ubuntu
Release:    20.04

$ id
uid=1000(nemo) gid=50(staff) groups=50(staff)
$ su -
Password: 

$ sudo usermod -a -G adm nemo

$ id
uid=1000(nemo) gid=50(staff) groups=50(staff),4(adm)
$ su -
root@host-0-0-0-0:~# id
uid=0(root) gid=0(root) groups=0(root)

sudo でroot権限のコマンド(apt update など)は(パスワードなしで)実行できますが、

sudo(1)

-i, --login

Run the shell specified by the target user's password database entry as a login shell. This means that login-specific resource files such as .profile, .bash_profile or .login will be read by the shell.

$ sudo -i
root@host-0-0-0-0:~# id
uid=0(root) gid=0(root) groups=0(root)

Amazon Linux、Ubuntu、suのパスワード、sudoのパスワードについて特に知るべきことはあるでしょうか。

PAM(Pluggable Authenticaton Modules) については知っておいても損はしないでしょう(得をするという保証はありませんけれども)。

$ man -k pam
PAM (7)              - Pluggable Authentication Modules for Linux
capability.conf (5)  - configuration file for the pam_cap module
faillock.conf (5)    - pam_faillock configuration file
group.conf (5)       - configuration file for the pam_group module
limits.conf (5)      - configuration file for the pam_limits module
pam (5)              - portable arbitrary map file format
pam (7)              - Pluggable Authentication Modules for Linux
pam-auth-update (8)  - manage PAM configuration using packaged profiles
pam.conf (5)         - PAM configuration files
pam.d (5)            - PAM configuration files
pam_access (8)       - PAM module for logdaemon style login access control
                  :

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