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現在 tokio のチュートリアルに取り組んでいます。
"Shared state" の "Holding a MutexGuard across an .await" で、 MutexGuardSend でないため、.await をまたいで利用できないことを学びました。
そこで示されていた例についてコンパイルを試みて、「MutexGuard.await をまたいで使用したら実際にコンパイルエラーを起こすか」を確認しようとしたのですが、コンパイルが問題なく通って、実行までされてしまいました。
このコードはなぜ問題なくコンパイルされるのでしょうか?

実行したコードは以下の通りです:

use std::sync::Mutex;

async fn increment_and_do_stuff(mutex: &Mutex<i32>) {
    let mut lock = mutex.lock().unwrap();
    *lock += 1;
    
    do_something_async().await;
}

async fn do_something_async() {}

#[tokio::main]
async fn main() {
    let m = Mutex::new(1);
    increment_and_do_stuff(&m).await;
    println!("{}", m.lock().unwrap());
}

実行結果は以下の通りです:

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1 件の回答 1

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Rust のコミュニティで同じ質問をして解決しました。

Send が要求されるのはあくまでも「tokio::spawn で作成されるタスク」に対してなので、tokio::spawn を利用していない今回のケースでは、問題が起こらない
ということのようです。

なので、上記のコードは問題なくコンパイルされますが、下記のようなコードではコンパイルエラーが起きます:

use std::sync::Mutex;

async fn increment_and_do_stuff(mutex: &Mutex<i32>) {
    let mut lock = mutex.lock().unwrap();
    *lock += 1;
    
    do_something_async().await;
}

async fn do_something_async() {}

#[tokio::main]
async fn main() {
    let m = Mutex::new(1);
    tokio::spawn(async move {
        increment_and_do_stuff(&m).await
    });
}

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