技術的というより法的な内容なので、詳しい判断は知的財産権の専門家に相談したほうがいいと思います。ただし、そこまでシビアな内容ではなさそうなので、わかる範囲で回答しておきます。
元のソースコードとの共通部分がたった10行であっても著作権が無効になるわけではないので、元のソースコードのライセンスに従って表示を行う必要があるでしょう。それに、現在のソースコードが元のソースコードを改変した結果なのであれば、多くの改変の結果元のソースコードの痕跡がなくなってしまっていたとしても、それは元のソースコードの派生物だと考えるべきでしょう。
「どのように実装しているかを見て参考にした」の方についてはケースバイケースとしか言いようがありませんし、人によって判断がわかれるでしょうが、とりあえず元のソースコードのライセンスに従っておけば安全でしょう。
いずれにせよ、MITライセンスは最も制限の緩いライセンスのひとつであり、そのライセンスの影響を受けるとしてもほとんど不都合はないはずです。元のソースコードがGPLならいわゆる「GPL汚染」に十二分に注意しなければなりませんが、MITライセンスならとりあえず従っておくという方針で構わないと思います。
またそうならばどのようにライセンスの記載を行うべきでしょうか。
それについては、MITライセンスの本文で示されているとおりです。参考訳から引用すれば、
上記の著作権表示および本許諾表示を、ソフトウェアのすべての複製または重要な部分に記載するものとします。
http://osdn.jp/projects/opensource/wiki/licenses%2FMIT_license
ということで、つまり元のソースコードのライセンス表示をまるごとコピーしてReadmeなりマニュアルなりに付記しておき、「このソフトウェアは〇〇というライブラリを使用しています。以下は〇〇というライブラリのライセンス表示です」などと一言付け加えておけば十分だと思います。