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次のような環境で作業をしています。
laravel10 + vue3 + inertia + vite + typescript + tailwindcss

xserverを利用しています。各状況は次のとおりです。

Laravelフォルダは ~/source/my_project/
公開フォルダは ~/example.com/public/
公開URLは https://example.com/

/soruce/my_project/public と ~/example.com/public/ にシンボリックを貼りました。

無事に https://example.com/ にて表示されるようになりました。
すべてのリンクの動作も問題が有りません。

フォルダを1つ下げると問題発生

運用において、1つフォルダを下げてLaravelを表示しようとしました。
新たな状況は次のとおりになります。toolというフォルダ配下にしました。

Laravelフォルダは ~/source/my_project/ ※変更なし
公開フォルドは ~/example.com/public/tool/
公開URLは https://example.com/tool/

シンボリックリンクも ~/example.com/public/tool/ から貼り直しています。
.env の APP_URL も https://example.com/tool に変更

念のためキャッシュもすべて削除

php artisan config:clear
php artisan cache:clear
php artisan route:clear

実際にアクセスしてみると、次のような挙動が発生します。
https://example.com/tool/ → https://example.com/tool/tool とURL表示
コンテンツ部分は問題なく表示されています。URL部分だけ何故か tool が二重になります。

内部のリンクはすべて https://example.com/tool/xxxxxx のようになっています。
クリックするとちゃんと表示されます。
しかし、URL部分は https://example.com/tool/tool/xxxxxx になります。

URLの表示だけがオカシイ状況です。

そのため、https://example.com/tool/tool に直接アクセスすると 404 エラー
リンクから移動後、https://example.com/tool/tool/xxxxxx でリロードすると 404 エラー

という不思議な状況にあります。

.htaccess は全くいじっていません。
最初の https://example.com/.htaccess を削除しましたが状況変わらずです。

このような状況が発生する原因は何が考えられるでしょうか?
よろしくお願いします。

2 件の回答 2

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こちらで同じ現象と、その解決方法がありました。

root directory is displayed twice in URL on load and reload

vendor/inertiajs/src/Response.php の toResponse() メソッドを書き換えると…
もっとも、venderフォルダ内のファイルの変更は上書きリスクがあるので、悩ましい。

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パッチを当てることで対応しました。

composer 管理ファイル

  1. composer-patches をインストール
    composer require cweagans/composer-patches

  2. 問い合わせには y

    Do you trust "cweagans/composer-patches" to execute code and wish to enable it now?
     (writes "allow-plugins" to composer.json) [y,n,d,?]
    
    cweagans/composer-patches」のコード実行を信頼し、今すぐ有効化したいですか?
    (composer.jsonにallow-pluginsを書き込む) [y,n,d,?]。
    
  3. rootにpatches_composer をフォルダを作成する ※package.json用の patchesフォルダと分ける

  4. 対象ファイルのバックアップを作成する cp コピー元 コピー先

    cp vendor/inertiajs/inertia-laravel/src/Response.php vendor/inertiajs/inertia-laravel/src/Response.php.orig

  5. 対象ファイルを編集する

  6. 動作確認

  7. 差分ファイルを作る

    diff -u 変更前ファイル名 変更後ファイル名 patches_composer/差分記録ファイル名

    diff -u vendor/inertiajs/inertia-laravel/src/Response.php.orig vendor/inertiajs/inertia-laravel/src/Response.php > patches_composer/inertia-laravel-response.patch

  8. パッチファイルの修正

    patches_composer/inertia-laravel-response.patch

    ※composer.jsonでライブラリを指定するが、その「フォルダ」から相対指定

    --- vendor/inertiajs/inertia-laravel/src/Response.php.orig  2023-05-26 07:43:20.246192609 +0900
    +++ vendor/inertiajs/inertia-laravel/src/Response.php   2023-05-26 07:41:02.059394179 +0900
    ↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓ 先頭行がパッチ対象ファイル
    --- src/Response.php    2023-05-26 07:43:20.246192609 +0900
    +++ src/Response.php    2023-05-26 07:41:02.059394179 +0900
    @@ -99,7 +99,7 @@
             $page = [
                 'component' => $this->component,
                 'props' => $props,
    -            'url' => $request->getBaseUrl().$request->getRequestUri(),
    +            'url' => $request->getRequestUri(),
                 'version' => $this->version,
             ];
    
  9. composer.json ファイルにパッチの情報を追加

    {
        "require": {
            "php": "^7.3",
            // 他のパッケージ
        },
        "extra": {
            "patches": {
                "inertiajs/inertia-laravel": {
                    "修正の説明": "patches_composer/inertia-laravel-response.patch"
                }
            }
        },
        // その他のセクション
    }
    

composer update -vvv でデバッグモードになる

composer install でパッチの実行 ※updateでは実行されない

⚠️ 注:「can't find file to patch at input line 3」というメッセージは正常であり、パッチのエラーではない
https://maxcluster.de/en/knowledge-base/managedcenter/fasteristableexists

package.json 管理ファイル

  1. patch-packageをインストール

    npm install --save-dev patch-package

  2. プログラムの修正 対象ファイルを修正する

  3. パッチファイルを作成

    npx patch-package @inertiajs/vue3

  4. patches ディレクトリに @inertiajs+vue3+1.0.0.patch というファイルが作られる

  5. package.json ファイルを開き、scripts セクションに postinstall スクリプトを追加

    "scripts": {
      "postinstall": "patch-package"
    }
    
  6. 以上で、npm install, npm update が実行されてアップデートされたとしても、パッチの状態に更に上書きをしてくれる

  7. 公式ファイルが更新されてパッチが不要になったら、
    patches ディレクトリの @inertiajs+vue3+1.0.0.patch を削除すればOK

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