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Java の Stream において、pipeline を途中で止める方法を探しています。

例えば以下のようにすると、

IntStream stream = IntStream.of(1, 2, 3);
stream.peek(i -> System.out.println("1st: " + i))
    .peek(i -> System.out.println("2nd: " + i))
    .peek(i -> System.out.println("3rd: " + i))
    .sum();

結果は以下の通りで、

1st: 1
2nd: 1
3rd: 1
1st: 2
2nd: 2
3rd: 2
1st: 3
2nd: 3
3rd: 3

各要素が順に pipeline で処理されているのがわかります。

これを 1st の peek() の後で堰き止め、

1st: 1
1st: 2
1st: 3
2nd: 1
3rd: 1
2nd: 2
3rd: 2
2nd: 3
3rd: 3

といった感じにできないかと考えています。

以下のように sorted() を使うとまさにその通りの結果が得られるのですが、
sort はコストが高そうで使いたくありません。

IntStream stream = IntStream.of(1, 2, 3);
stream.peek(i -> System.out.println("1st: " + i))
    .sorted()
    .peek(i -> System.out.println("2nd: " + i))
    .peek(i -> System.out.println("3rd: " + i))
    .sum();

用途としては、前半で全要素から得た結果を後半で使いたいと思っています。

何か良い手はないでしょうか。

1 件の回答 1

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そもそも、peek()中間操作は主にデバッグ用途(中間値の確認)として提供されるものです。Stream処理ロジックの一部として使うことは推奨されません。ストリーム処理中の副作用に関する注意も確認してください。

またsorted()中間操作による堰き止めに頼るのもお勧めできません。例示コードでは、ソート処理には全要素値バッファリングが必要なので、結果的に期待する動作となっています。しかしSpliteratorがSORTED特性をもつ場合、sorted()中間操作は"何もしない"と考えられます。

仰るような動作をさせたければ、単にストリームを2回生成すべきだと思います。(peekの使用はあえて残しましたが、本来は全体処理を見直すべきです。)

IntStream stream = IntStream.of(1, 2, 3);
stream.forEach(i -> System.out.println("1st: " + i))

stream = IntStream.of(1, 2, 3);
stream.peek(i -> System.out.println("2nd: " + i))
    .peek(i -> System.out.println("3rd: " + i))
    .sum();

用途としては、前半で全要素から得た結果を後半で使いたいと思っています。

一応、堰き止めたいタイミングで配列へ変換(toArray())し、新たにストリームを生成する方法があります。ただし、中間操作の処理順序に依存すること自体がStream処理にそぐわないため、"堰き止め"ても処理が非効率になるだけですね。

IntStream stream = IntStream.of(1, 2, 3);
IntStream.of(
    stream
      .map(x -> x * 2)
      .peek(i -> System.out.println("1st: " + i))  // for DEBUG
      .toArray()
  )
  .peek(i -> System.out.println("2nd: " + i))  // for DEBUG
  .peek(i -> System.out.println("3rd: " + i))  // for DEBUG
  .sum();

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