僕の認識では、そもそも内部ローカルアドレスでは外部グローバルアドレスと通信できないので、
セキュリティレベルが上昇する以前の問題があるように感じました。
一般的に、内部ローカルアドレスから、外部グローバルアドレスと通信する場合、ゲートウェイを通して通信します。
NATというのは内部ローカルアドレスと外部グローバルアドレスを変換する仕組みです。
従いまして、外部グローバルアドレスと通信できないことはありません。
これは、内部ローカルアドレスから、外部グローバルアドレスへは通信でき、
そのアンサーを受信することはできますが、外部から、内部への直接の通信はできません。
外部からは1つのIPアドレスはわかっていますが、その内部には複数のPCがつながり、
それぞれに、内部ローカルアドレスを持っていますが、それは外部からは見えません。
従いまして、外部からのアタックには強いといえます。
内部ローカルアドレスが分かったとして、そこへどのようにアクセスされてセキュリティの問題が生じる
のでしょうか?内部ローカルアドレスが分かったところで大して問題がないと感じてしまいます。
まず、何らかの攻撃がされる場合と、全くされない場合ではどちらが問題ないといえるでしょうか?
何らかの攻撃の有効性にもよりますが、OSにはいろいろなセキュリティホールがあり、そこをついて攻撃してくる可能性があります。この攻撃が有効な場合、パスワード、クレジットカード
情報等が盗まれたり、データを消去されたりする可能性があります。
全く攻撃されない場合は、安全といえます。
現実問題として、どこかのサイトのユーザー情報が盗まれたり、クレジットカード情報が盗まれたりしていますよね。
これはセキュリティホールをついて攻撃しているわけです。
いろいろなWEBサイトは固定のグローバルアドレスが割り当てられていますので、攻撃する
側から見れば、好都合な訳です。
こちらも参照してみてください。
https://www.infraexpert.com/study/ip10.html