spresenseに関する初歩的な質問です。拡張ボードを使ってSPI通信する確認を行っています。
menuconfigでSPIを有効にしました。
CXD56xx Configuration --->
[*] SPI
[*] SPI4
nshで/devを確認したところ特に変化は見られなかったのですが、SPI4を使用する準備はこれ以外に何か必要なのでしょうか?
spresenseに関する初歩的な質問です。拡張ボードを使ってSPI通信する確認を行っています。
menuconfigでSPIを有効にしました。
CXD56xx Configuration --->
[*] SPI
[*] SPI4
nshで/devを確認したところ特に変化は見られなかったのですが、SPI4を使用する準備はこれ以外に何か必要なのでしょうか?
NuttX の Driver Model では、一般的に i2c, spi のような bus driver をそのまま "/dev" に出すのではなく、実際に SPI 通信を使用する「物理センサーデバイス」側のドライバで、"/dev/センサ" という /devインタフェースを作成します。
具体例として、SPI を使った3軸ジャイロセンサ L3GD20 のドライバがこちらにあります。
https://github.com/sonydevworld/spresense-nuttx/blob/master/drivers/sensors/l3gd20.c
int l3gd20_register(FAR const char *devpath, FAR struct spi_dev_s *spi,
FAR struct l3gd20_config_s *config)
このドライバの登録関数が "devpath" で渡された /dev を作成して、 open, close, read, write, ioctlといった POSIX インターフェースを提供しています。実体は、引数に渡された spi_dev_s を通して、このドライバ内部で SPI_XXX() を使用して SPI 通信を行っています。
これは Spresense SDK の場合でも同じ構成になっていると思います。
以下に、BMI160 SPI の例を見つけました。
https://github.com/sonydevworld/spresense/blob/master/sdk/bsp/board/common/src/cxd56_bmi160_spi.c
spi = cxd56_spibus_initialize(bus);
ret = bmi160_register("/dev/accel0", spi);
ですので、回答としては、SPI4 を使用する Configuration としては合っているけど、それだけで /dev/spi が作成されるわけではないので、実際に SPI で通信するドライバを登録してはじめて "/dev/xxx" が作られるということになるかと思います。