urllib.request.Request
の data
引数は bytes 型である必要があります。この引数に対して現状のコードでは json.dumps
関数の戻り値がそのまま渡されていますが、これは str 型です。今回は Content-Type
が application/json
なのでそのまま bytes 型に変換し
json.dumps(JSONを表すデータ).encode('何らかのエンコーディング')
という形で渡してあげれば良いです。 (補足:Content-Type
が標準の application/x-www-form-urlencoded
の場合、更に URL エンコードする必要があります。)
念の為、こちらで動作したコードを gist に上げておきました。
参考
- docomo 雑談対話 API のリファレンス
- Python3: JSON POST Request WITHOUT requests library -- Stack Overflow
追記
他に気づいた点を簡単に書いておきます。
Python 2 の
raw_input
関数に対応する Python 3 の関数はinput
です。一般に、任意の入力が考えられる場所で
eval
を使うのは危ないです。今回の場合、単に不要です。Python 2 と Python 3 では Unicode 文字列の扱いが変わったため、
str.encode
関数の挙動が変わっています。Python 2 では Unicode 文字列と単なる文字列が区別されていたため、文字列から文字列へ変換するためにencode
関数が使われていました。Python 3 では文字列型の区別が無くなり、更に bytes 型が追加されたため、encode
関数は str 型から bytes 型への変換に使われるようになりました。簡単なサンプルコードを下に示しておきます。$ python2 >>> u'あいう' u'\u3042\u3044\u3046' >>> u'あいう'.encode('utf-8') '\xe3\x81\x82\xe3\x81\x84\xe3\x81\x86' >>> type(u'あいう') <type 'unicode'> >>> type(u'あいう'.encode('utf-8')) <type 'str'> >>> exit() $ python3 >>> u'あいう' # Python 3 では u が不要です 'あいう' >>> 'あいう'.encode('utf-8') b'\xe3\x81\x82\xe3\x81\x84\xe3\x81\x86' >>> type(u'あいう') <class 'str'> >>> type('あいう'.encode('utf-8')) <class 'bytes'> >>> exit()