「app1」ディレクトリと同じディレクトリに以下のような「run.py」を置いて、それを起動する、ではダメですか?
# coding: utf-8
import app1.bb
pythonのインポートシステムはちょいとややっこしいので、ちゃんと説明できるかわからないし、そもそもこれであっているかどうかもわかりません。
以下の話は、そのつもりで聞いてください。
「from . import aa」のような相対インポートは、同一パッケージ内のサブモジュール間でのみ使用できるようです。
もうちょっとわかりやすく(なっていないかもしれないけど)言うと、例えば
sys.path += ['.']
import app1.bb
とした場合、「app1」がパッケージとなり、その配下にある「aa.py」「bb.py」は「app1」パッケージのサブモジュール同士という関係になるので、「from . import aa」というインポートは可能になります。
しかし、
sys.path += ['./app1']
import bb
とした場合、「bb」がパッケージとなるので、「aa.py」は別パッケージのモジュールと判断されます。
djangoは使った事がないのでよくわかりませんが、おそらく前者のパターンで「bb.py」がインポートされていのではないでしょうか。
もう一つ知っておきたい点として、「import aa」とした「bb.py」を「python bb.py」として実行するとなぜ成功するか。
これは、「aa.py」が「bb.py」と同じディレクトリにあるから、という事が直接的な理由ではありません。
- 「python bb.py」と実行されると、「bb.py」の親ディレクトリが「sys.path」の先頭に追加される。
- 「import aa」が実行された際、「sys.path」で示されたディレクトリ内にある「aa」パッケージを探して、インポートされる。
という手順が踏まれるため、結果的に「bb.py」と同じディレクトリにある「aa.py」がインポートされます。
以上のことを踏まえて考えれば、「bb.pyを直接実行した際に相対インポートが使えない」という理由になるのではないでしょうか。
なんてつらつら書きましたが、書いている間にもう一つ対策を考えました。
if __name__ == '__main__':
import aa
else:
from . import aa
でもいいんじゃないでしょうか。
djangoで動くかどうかわかりませんが。