UITextViewの下にある、UIviewに貼ったUILongPressGestureRecognizerを認識させたい。
textViewをタップすると、テキストの入力状態になってしまって下のviewの長押しが認識されないようなのです。
本家英語版のstackoverflowに類似のスレッドがあったので、試してみました。
Add UITapGestureRecognizer to UITextView without blocking textView touches
UITextView
をtextView
、「下にある、UIview
」をwrappingView
として、それらを含むViewController
に以下のような記述をしました。
class ViewController: UIViewController, UIGestureRecognizerDelegate {
@IBOutlet weak var wrappingView: UIView!
@IBOutlet weak var textView: UITextView!
override func viewDidLoad() {
super.viewDidLoad()
// Do any additional setup after loading the view, typically from a nib.
let longPressGR = UILongPressGestureRecognizer(target: self, action: #selector(longPressOnWrappingView))
longPressGR.delegate = self
wrappingView.addGestureRecognizer(longPressGR)
}
func longPressOnWrappingView(_ sender: UILongPressGestureRecognizer) {
print(#function)
//...
}
func gestureRecognizer(_ gestureRecognizer: UIGestureRecognizer, shouldRecognizeSimultaneouslyWith otherGestureRecognizer: UIGestureRecognizer) -> Bool {
return true
}
//...
}
ポイントはUILongPressGestureRecognizer
にdelegateを設定し、そのdelegateメソッドgestureRecognizer(_:shouldRecognizeSimultaneouslyWith:)
でtrue
を返していると言うところです。
ただし、本来のUITextView
のジェスチャーに対する動作を無効化しているわけではありませんので、UITextView
上で長押しした場合の動作に加えて、UILongPressGestureRecognizer
のactionに指定した動作が実行されます。
そういったUITextView
本来のジェスチャー応答とどのように共存させるのかの詳細が書かれていませんし、その内容によってはAppleからHIG違反でrejectされる可能性もあるので、それ以上は試していません。
そこら辺をもう少し詳しく記載されれば、他の方からより適切な回答を得られる可能性はあるかと思いますが、私的にはUIデザインを再考された方が良いように思われます。