問題点1
過去からの互換性を維持する目的で、現在においても「バッチファイル」は cmd.exe
上で動かし、なおかつ(デフォルトでは)各国語の伝統的エンコーディングを使う仕様です。つまり日本語ではバッチファイルとして使うべきエンコーディングはいわゆる Shift-JIS
もちょっと厳密には CP932
なり MS932
となります。(現代的 UTF-8
が使えないわけではないが詳細略)
CP932
エンコードで動作している cmd.exe
に BOM
つき UTF-8
エンコードしたバッチファイルを与えると BOM
である EF BB BF
も CP932
な文字と解釈するので cmd.exe
から見て文字化けとなり '・ソ@echo' は、内部コマンドまたは
以下略のエラーが表示されることになります。 あなたのところの表示とオイラのところの表示が若干違うのが微妙に気になるところですが深く追求しません。
なので回答1として「バッチファイルは Shift-JIS
または CP932
で保存しましょう」メモ帳なら名前を付けて保存画面の下のほう「文字コード」で ANSI
ですね。他のエディタならそれぞれの手順を探してみてください。
問題点2
cmd.exe
は拡張子 .ttl
について知りませんので、これを直接バッチファイル内で起動しようとしても失敗します。 cmd.exe
で起動できるのは拡張子 .EXE
など環境変数 PATHEXT=
で指定されているもののみです。なので直接起動すべきは Tera Term 本体 EXE つまりは ttermpro.exe
ということになります。起動時にマクロを指定したいのなら Tera Term Pro コマンドライン の解説に従って /M=
を指定することになります。マクロファイルが Tera Term 本体 EXE と同じディレクトリにあるときはパスを略すことができるので、回答2バッチファイルを Tera Term インストールディレクトリに配置できるなら(この行為はセキュリティ的に禁止なのですが)
@echo off
ttermpro /m=sample.ttl
pause
とすればもしかしたらあなたの期待通りかもしれません。バッチファイルやマクロファイルをほかの場所に保存するなら2行目は C:\Program Files (x86)\teraterm\ttermpro
なり、あなたのインストール先ディレクトリに合うようにフルパス記述してみてください。