16進Hexコード「5e 3d c3 bd c4 5e c3 bd c4 1b 24 42 23 36 1b 28 4a 20」を日本語で「^=テスト^テスト6」と表現できるのですが、encode、decodeを駆使しutf-8,unucode,ISOなど使用し変換を試みているのですが半角文字「テスト^テスト」のみ出たり全角の「6」だけでたりでなかなか「^=テスト^テスト6」と出てくれません。
どの様にすれば表現できますでしょうか。
ご教授頂ければ幸いです
3 件の回答
iso-2022-jp-ext
というのが使えるようです。
万全を期すなら、使用できない文字をフィルタするべきですが、「とりあえず動く」Pythonicな現実解プログラムを書くための現実解としては、
u'ハンカク'.encode('iso-2022-jp-ext')
とします。これで、他の日本語エンコーディングで入力された任意の文字列を、とりあえずiso-2022-jpとして扱うことができます。
上記を応用して、いったん0x80
以上をcp932
でdecode
し、iso-2022-jp-ext
でencode
し直すことでデータを変換し、再度iso-2022-jp-ext
でdecode
すれば出来るでしょう。
変更:半角カナが連続しても全て1文字毎に切り替えて冗長だったのを整理
data = b'\x5e\x3d\xc3\xbd\xc4\x5e\xc3\xbd\xc4\x1b\x24\x42\x23\x36\x1b\x28\x4a\x20'
work = []
kana = []
for b in data:
if b < 0x80:
if kana:
work.extend(bytes(kana).decode('cp932').encode('iso-2022-jp-ext'))
kana = []
work.append(b)
else:
kana.append(b)
if kana:
work.extend(bytes(kana).decode('cp932').encode('iso-2022-jp-ext'))
newdata = bytes(work)
newdata.decode('iso-2022-jp-ext')
参考までに、こちらは X Window System の Compound Text Encoding ではないかと推察します。
特徴
EUCと異なり、何ヶ国語でも混在が可能である。
そこでX Window Systemでは、クライアント(X Window Systemの元で動くプログラム)同士のデータ受け渡しを一旦Compound Textに変換して行なっている。こうすれば個々のクライアントが内部でどのような文字コードを使っていても、矛盾なくデータの受け渡しが可能になる。
参考までに、この「文字列」を Emacs(X Window System version) で表示してみます。
$ printf $'\x5e\x3d\xc3\xbd\xc4\x5e\xc3\xbd\xc4\x1b\x24\x42\x23\x36\x1b\x28\x4a\x20\n' > a.txt
Emacs で a.txt を読み込んで表示
Python で compound text を扱う事が可能なパッケージがあれば、エンコーディングの変換は可能かもしれません。
5e : Shift-JISの ^
3d : Shift-JISの =
c3 : Shift-JISの テ
bd : Shift-JISの ス
c4 : Shift-JISの ト
5e : Shift-JISの ^
c3 : Shift-JISの テ
bd : Shift-JISの ス
c4 : Shift-JISの ト
1b 24 42 : ISO-2022-JPのJIS X 0208:1990への切り替え指示
23 36 : JIS X 0208:1990の 6
1b 28 4a : ISO-2022-JPのJIS C 6220-1976への切り替え指示
20 : JIS C 6220-1976の
(空白)
と複数の文字コードが混在しています。文字コードを理解した上で変換を行う必要があります。
ISO-2022-JP
やShift-JIS
が主流になった(今はもっと先のUTF-xxですが)現在ではマイナーに転落していますが、質問に提示されているデータは-JP
という限定の付かないISO-2022
本来の仕様に則っているはずですよ。文字コードの話 の「第4章 ISO 2022」とか ISO/IEC 2022 - Wikipedia など。@metropolis さん回答の compound text encoding の仕様も、よく見れば ISO-2022 に則っているはずです。あるいは最近の話というなら、Javaのx-windows-iso2022jpかもしれませんね。ISO-2022-JP - Wikipediaの「ISO-2022-JPと非標準的拡張使用」の1段落目の最後に記載。