おそらくWindowsVista以降のセッション0分離の影響で、サービスプロセスは必ずUIの無いセッション0で動作するために発生している現象と思われます。
トラブルシューター泣かせのWindowsの仕様変更──忘れられた互換性機能? (1/2)
第 14 回 Windows Vista のセキュリティ機能 ~ Windows Service Hardening ~
(セッション0の分離)サービスからexeを実行する方法
それで単発のAPIではなく、すべてのセッションの情報を取得して、リモートデスクトップ接続のセッションがあるかどうかを判断する方法が取れるのではないでしょうか。
管理者コマンドプロンプトでquery session
すると情報が取れるので、それをプログラムでやろうというわけです。
Windowsでリモートデスクトップのセッションを確認・変更する方法
プログラム的にはこの記事を参考に(まあほぼ丸写しでも)処理を組み込めば、セッションの情報を取得出来るでしょう。(Windows10同士の接続では出来ました)
リモート接続先で接続元の情報を C# で取得する
以下のような情報で判断できるでしょう。
WTSWinStationName
がRDP-Tcp#n
なもの(nは数字)
WTSConnectState
(接続状態)がWTSActive
WTSClientName
が接続元のコンピュータ名
WTSUserName
がログインユーザー名(紹介先記事では取得していない)
上記記事から関連する構造体やEnumの抜粋
private struct WTS_SESSION_INFO
{
public uint SessionID;
[MarshalAs(UnmanagedType.LPStr)]
public string WinStationName;
public WTS_CONNECTSTATE_CLASS State;
}
public enum WTS_CONNECTSTATE_CLASS
{
WTSActive,
WTSConnected,
WTSConnectQuery,
WTSShadow,
WTSDisconnected,
WTSIdle,
WTSListen,
WTSReset,
WTSDown,
WTSInit
}
public enum WTS_INFO_CLASS
{
~途中省略~
WTSSessionId,
WTSUserName,
WTSWinStationName,
WTSConnectState,
WTSClientName,
~途中省略~
}
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