Swift 4どころか、Swift 3を指定しても、CaseIterable
が使えませんか?
Xcode 10.xに付属するSwiftコンパイラは、Swift 4.2.xであり、リンクされるSwift標準ライブラリもSwift 4.2用のものです。
Build Settingsにある、Swift Language Versionは、あくまでもSwift 4.2コンパイラをどのモードで走らせるかという指定であり、動作がSwift 3コンパイラやSwift 4コンパイラと全く同じになるわけではありません。Swift 4.2で導入された機能のうち、Swift 3モードやSwift 4モードの動作と矛盾しないものは、それらのモードを指定しても使えたりします。
また構文は全く変わらないままSwift標準ライブラリの挙動が変更になっている場合などは、Swift 3/4を指定していても、Swift 4.2標準ライブラリの挙動となります。
CaseIterable
の他にもSwift 4.2で導入された機能(下の例はoffset(of:)
)がSwift 3/4モードで動くかと思います。試してみてください。
struct MyStruct {
var i32: Int32
var i16: Int16
}
if let offs = MemoryLayout.offset(of: \MyStruct.i16) {
print(offs) //-> 4
}