strlen()
自体に制限はありません。戻り値はsize_t
なのでこの最大値まで可能です。
あとはどれだけ長い文字列を用意できるかの問題であり、そこはstrlen()
とは無関係です。
840万文字付近でエラー = segmentation fault となりました。
int num = 8350000; // OK char str[num];
このコードはスタック領域上に変数を確保するものであり、スタックサイズを超えることはできません。840万文字付近が限界なら、それがその環境のスタックサイズの限界なのでしょう。malloc()
等を使用するとスタック領域ではなくより広いヒープ領域上にメモリ確保できます。
最大値とそれを超える値の境目(しきい値)を実際に目で確認したかったのですが、もし他に良い検証方法があればそちらもご教授いただけたら嬉しいです。
strlen()
のソースコードを読んでみるのはどうでしょうか?
- glibc: https://github.com/bminor/glibc/blob/master/string/strlen.c
- newlib: https://github.com/bminor/newlib/blob/master/newlib/libc/string/strlen.c
最適化されていて複雑ですが、newlibで最適化部分を排除すれば簡単に読めるかもしれません。
size_t
strlen (const char *str)
{
const char *start = str;
while (*str)
str++;
return str - start;
}
となっていて、文字列長に依存しない実装であることは簡単に読み取れるかと思います。
追記: あくまでglibcやnewlibの実装をあげたものですが、macOSにおいても同様の実装がされているはずですので、必要であれば実際のソースコードを確認してください。
oririさんの回答はいろいろと問題があるので、指摘しておきます。
macOS での C-Compilerは gccのようです
コメントにも書きましたが、実行ファイル名を取り上げることに意味はありません。gccという名前からGNU Compiler Collectionが連想されますが、実際にはClangのはずです。ちなみにClangを作ったのはAppleです。
また、macOSの質問なのでLinuxのman pageを見ることに意味はありません。素直にmacOSのman pageを見るべきです。strlen(3)
も用意されています。
OSというか CPUが 32bitモードか 64bitモード(で動いてる)かで
size_t
(__SIZE_TYPE__
) のサイズは変わります。
前指摘とも関係しますが、CPUのサイズに意味はありません。質問のIntelプロセッサーなら16bitモードも存在します。ハードウェア(CPU)にそのような機能があるとしても、プラットフォーム(OS)としてハードウェアのモードを設定し、併せてsize_t
が何ビットなのかを規定しています。その意味でLinuxのman pageを読むのも適切ではありません。
同様にコンパイラーもあくまでプラットフォームの規定に従っているだけであり、コンパイラーがビット数を定めているわけではありません。余談ですが、Windowsプラットフォームにおいてlong double
は64bitと定められていますが、MinGWのgccはこの規定に従わずlong double
を96bitとして扱っているためprintf
が正しく動作しない問題が発生していたりします。その意味でコンパイラーが何であるかを意識するのも適切ではありません。
もちろん、質問のmacOSではなくLinuxについての情報を参考として載せるのは構いませんが、全体としてmacOSの情報であるかのようにミスリーディングしている印象を受けます。