ループが進むごとに更新される値を受け取って
リスト内包表記とは言えないけど
例えば 123
の場合
r = [123, 0]; while r[-2]: r += divmod(r[-2], 2)
r[:1:-2] # 結果
# [1, 1, 1, 1, 0, 1, 1]
リスト内包表記だと,
ループ回数かイテラブル あるいはジェネレーターが必要になりそうなので
- ループ回数指定は, 他の回答にある通り
- イテラブルではムリと思われ
- ジェネレーターでは複数行になる
ので, それらを使わずに
(好ましくはないけれど)ループ内からリスト項目追加で処理する方法
lst = [123]
[lst.append(r[0])or r[1]if(r:= divmod(n, 2))[0]else r[1]for n in lst][::-1]
(更新)
① リスト内包表記で書くこと
リストの内包表記 (List Comprehensions) より
主な利用場面は、あるシーケンスや iterable (イテレート可能オブジェクト) のそれぞれの要素に対してある操作を行った結果を要素にしたリストを作ったり、ある条件を満たす要素だけからなる部分シーケンスを作成することです。
「元となる数値が次第に減っていき, 除数より小さくなれば終了」
というパターンは (for 〜 in sequence の処理には) 向かない
ジェネレータ関数 (generator function) を使えば, リスト内包表記の部分は一行で作れるけれど
これは普通に while
文で(List Comprehensions使わず) 処理するほうが 無駄がない気がします
def gen(n, d):
while n:
n, r = divmod(n, d)
yield r
list(reversed([b for b in gen(123, 2)]))
② 更新される値を受け取っての処理
Pythonでは代入は文であり, 式 (expression)の中に 文 (statement)を含めることはできない
ただ, 文を式に置き換えることが可能な場合があり, 全て式に置き換えれば一行で処理を行えることもあります
(累算代入文 (augmented assignment statement) の置き換えの例)
>>> lst = []
>>> lst += [10]
>>> lst.append(20)
>>> lst
[10, 20]
例えば, 以下のような リストの要素, アトリビュート, グローバル変数 の値の変更が可能
>>> lst = [3]
>>> lst.__setitem__(0, lst[0] -1)
>>> lst
[2]
>>> var = type('var', (), dict(val=2))
>>> setattr(var, 'val', var.val -1)
>>> var.val
1
>>> cnt = 1
>>> globals().__setitem__('cnt', cnt +1)
>>> cnt
2
これらの呼び出しは None
を返すことも多く, 変数に何らかの値を代入する際に以下のようにできます
val = lst.__setitem__(0, lst[0] -1) or 何らかの値