なコンデンサに溜まった電圧が2.5Vで、電源からの5Vの電圧で合わせて7.5Vだと思うのですが、
コンデンサの性質は電気を流さないことだと思います。
なのに、なぜ電気を流して7.5Vになるのでしょうか?
あなたの論理は
- コンデンサは電流を流さない
- 電圧が加算されるには電流が流れる必要がある。
- したがって、電流を流さないコンデンサを繋いでも電圧は加算されないはずだ。
ということかと思います。前提2つが間違っています。
第一に、コンデンサは電流を流します。
直流を流さない、
直流/交流という表現は曖昧なのでより正確に言えば流し続ければ最終的
一定電圧をかけ続けて定常状態に達すれば流さなくなるだけです。
電源電圧が一定であっても過渡状態を考えれば流れますし、交流は通し
電源電圧が変化すればもちろん流れます。
第二に、電流が流れることと電圧が加算されることは関係ありません。
全く電流を通さないが、両端に2.5Vの電位差を発生させる仮想的な素子でも7.5Vになります。
もちろん、コンデンサが充電されるには電流を流さなければなりませんが、
それはあくまで充電時の話です。
プラス/マイナス側のコンデンサに接続しているという表現が何を指しているのかわかりませんが(コンデンサは1つしか無い)、
前回と同様、考えたい場所の電圧(今回はA点)を電圧が既知の場所(B,C点)を使って回路を近似しているだけです。
またこの回路が7.5Vになるのは、最初の電位が2.5V溜まった状態でさらに5V溜まっているからだと思う
何をいいたいのか読み取れませんでした。
7.5Vになる理由はコンデンサの両端に2.5Vの電位差が生じるまで充電して、コンデンサの電位が低い方の電極に5Vを接続したからです。
これはグラウンドのある回路は電位の基準が0Vだから全体の回路はMax5Vだと思うのですが、この回路は電位差によってMax7.5Vなのでしょうか?
何をいいたいのか読み取れませんでした。Maxとは?
とりあえず、回路の作りによっては電源電圧以上の(GND基準の)電圧が回路に現れることはあります。
コンデンサにおいてこの図の回路では、コンデンサのマイナス側に電源がつながっていますが、前回の回路ではコンデンサのプラス側に電源がついていることと、コンデンサには極性があってプラス側に電源をつけると私は認識しているのですがいかがでしょうか?
コンデンサには極性があるものも存在するのが話をややこしくするのですが、
- コンデンサの極性と電源をつける方は関係ない
- そもそも今回においてはコンデンサの極性は関係ない
まず電極があるコンデンサの場合、プラス側に電源をつけるという制約はありません。ただコンデンサの極性と逆向きに電圧がかからないようにすればそれでいいです。
次にそもそも、この回路のコンデンサが極性付きかはどうでもいいです。
コンデンサの本質的なところは溜めた電荷に比例した電圧が現れることで、極性があるかは回路の動作原理を説明する上ではどうでもいいのです。
さらに、前回の説明を見る限りコンデンサに+/-が書いてあるのは極性表示ではなく、
ただ単にそちら側の端子に+/-の電荷が溜まっているという表示のように思えます