Rust ではドット .
を使った際に自動的に dereference および reference してくれる機能が入っています。具体的には、b.x
と書いたときに b
に x
が見つからなければ、適宜 &
、&mut
、*
をつけながら探索してくれます。このため C のようにドット .
とアロー ->
の違いをあまり意識せずにコードを書けます。
詳しくは以下のマニュアルをご覧ください(上から 1 つ目と 2 つ目はメソッド呼び出しに関するマニュアルですが、3 つ目を読めば分かるようにフィールドへのアクセスと同様の話になっています):
- Method Syntax -- The Rust Programming Language
- Method-call expressions -- The Rust Reference
- Field access expressions -- The Rust Reference