質問の内容をざっくりまとめると、DBアクセス回数を減らすことにどこまでこだわるべきか?ということだと理解しましたが、合っているのでしょうか?
僕に言わせるなら、この質問に対しては「ケースバイケースです」というあまり身のない回答になってしまいます。
もちろんDBアクセス数は減らせるなら減らすに越したことはないと思いますが、どこまで神経質にこだわるべきかはアプリケーションの性質に寄ります。
常に大量のアクセスをさばく必要があり、レスポンスが何よりも大事、というアプリケーションであれば徹底的にDBアクセスを減らすべし、という方針も出てくると思います。(そもそも、他にもチューニングポイントがたくさんありそうです)
逆にそういうアプリケーションでなければ、そこまで神経質にDBアクセスを減らす必要はないと思います。
簡単な工夫で回避できるならそれで良いと思いますが、アクセス数を減らすことにこだわるあまり、コードがトリッキーになってしまうぐらいなら、僕はコードのシンプルさを取ります。
そしてDBアクセス数がボトルネックになってきたタイミングで、なんらかのパフォーマンスチューニングを検討します。
というわけで、「ケースバイケースです」という答えになってしまうのはそういう理由からなのでした。
もし、kntmrkmさんが「まだRailsアプリを学習し始めたばかり」という段階なのであれば、コードのシンプルさを優先する、ということで良いと思います。
テーブルの一覧表示など、普通に実行するとN+1問題が発生することが明らかでなおかつ、コード的にも簡単に join
や includes
を組み合わせられる時だけ、そういった処理を入れるのが良いと思います。
ちなみに、N+1問題に関してはbulletというgemを導入すると、自動的に警告を上げてくれるので結構便利かもしれません。
http://ruby-rails.hatenadiary.com/entry/20141109/1415522242
以上ご参考までに。
追伸
RailsやSQLに限らず、パフォーマンス改善全般の考え方や戦略についてはCODE COMPLETEの下巻(第25章)が役に立ちます。
これを読むと、「こういうケースはどうすべきか」という指針が自分の中で立てられるようになるかもしれません。