http://ja.stackoverflow.com/a/1610/2599https://ja.stackoverflow.com/a/1610/2599 の回答とほぼ同じです。
最初に文字列を渡して、あとから式展開を行うためには、文字列自体の評価を遅延させるとよさそうです。
文字列をブロックで囲うとブロックが呼び出されるまで文字列の評価を遅延させることができます。
ブロックを評価する際にBasicObject#instance_evalやBasicObject#instance_execを使えば、Greeting
オブジェクト自身のコンテキストでブロックを実行することができます。
instance_eval
やinstance_exec
を使うことにより、文字列の式展開中からGreetingオブジェクトのインスタンス変数やインスタンスメソッドに自由にアクセスできるようになります。
class Greeting
attr_reader :name
def initialize(name, &template)
@name = name
@template = template
end
def say
instance_eval(&@template)
end
end
# ブロックがGreetingオブジェクトのコンテキストで評価されるのでインスタンス変数に自由にアクセスできる
Greeting.new('世界') { "こんにちは, #{@name}" }.say
# => "こんにちは, 世界"
# Greetingオブジェクトがselfになるのでnameメソッドが呼べる
Greeting.new('世界') { "こんにちは, #{name}" }.say
# => "こんにちは, 世界"