Jenkinsは拡張可能な継続的インテグレーション(CI)用サーバです。Jenkinsはオープンソースであり、Linux、Mac OS X、Windows、Solaris、FreeBSD そして OpenBSD向けのパッケージを公開しています。

2004年にHudsonとして誕生し、Oracleの商標権行使を受けた結果、2011年初頭にユーザや開発コミュニティによってJenkins プロジェクトへの改名が決定しました。

このソフトウェアはMITライセンスのもとに公開されており、活発な開発コミュニティを抱えています。新しいバージョンはだいたい1週間に1度のペースでリリースされ、より安定である"長期サポート版"は大雑把に言って6ヶ月毎にリリースされます。

cronに似たスケジューリングやその他のトリガ(例えば、ソースコードリポジトリがアップデートされた時点)を利用して、Jenkinsはあなたの多くの作業を自動化します。
ジョブは複数台のマシン間で走らせることができ(例えば、クロスプラットフォーム対応のソフトウェアをテストする等で)、処理能力も簡単に追加することができます ─ JenkinsはSSH接続が可能なマシンなら自動的に新しいビルドスレーブを立ち上げることができます。さらに言えば、クラウド資源や仮想化用プラグインを利用すると、新しいマシンにジョブを走らせることすら可能です。

Jenkinsで利用できるプラグインのリストは膨大です。ソースコード管理システムの統合や、特殊なビルドツール、通知の送信、ビルドレポートや分析結果の供給、ビルド用ワークフローのカスタム化など。。。
プラグインの一覧はJenkinsの公式Wikiにあり、またその多くがオープンソースとしてJenkins organisation on GitHubにて公開されています。