混乱の理由は、使用方法が2つあるからでした。

# 2つの使用方法
使用方法が大きく2つあります。

- パラーメータ内にアノテーションがある場合
- メソッドのアノテーションの場合

の2つです。

## パラーメータ内にアノテーションがある場合

    @RequestMapping(...)
    public xxx handlePersonRequest(@ModelAttribute Person person, xxx){
                                   ^^^^^^^^^^^^^^^
      ...
    }

となっているのが、「パラーメータ内にアノテーションがある場合」です。
主な用途としてはリクエストでやってきた`フォーム`からのデータを受け取るときに使うこととなります。
「`person`変数に`フォーム`の値を詰めてね」といったような意味合いになります。

## メソッドのアノテーションの場合

    @ModelAttribute
    public Person createPerson(){
      return new Person();
    }

となっているのが、「メソッドのアノテーションの場合」の場合です。
`@Controller`内の`@RequestMapping`のメソッドの実行前にこのメソッドが呼ばれます。

「`createPersonメソッド`が`Person`オブジェクトを返すので、`@RequestMapping`内のメソッドでいい感じに使ってくれ」
というような意味合いになります。

この生成されたオブジェクトは`Model`に自動的に付与されているので、`ビュー(Thymeleaf等)`側で使用できます。


### 参考

- https://stackoverflow.com/a/14616749/1979953
- [Springで画面の入力値を受け取る - Qiita](https://qiita.com/NagaokaKenichi/items/ea61420b01d37189d997)
- [@ModelAttribute を使う](https://kazkn.com/post/2017/use-model-attribute/)