JavaScriptの言語における組み込みの「型」とその「prototypeプロパティー」について
若干、混乱があるように思いますので以下を見てください。

今回の件でFireFoxとGoogleChromeの両ブラウザの「コンソール」での違いを見てみると
わかりやすいですよ。実際、以下のコードをそれぞれのコンソールでやってみてください

[FireFox]
>typeof Array.forEach;    //"function" いきなり関数として認識されている!

[Chrome]
>typeof Array.forEach;   //"undefined" 普通(標準で)は、undefinedだよなぁ
>Array.forEach = Array.prototype.forEach;  //自分でFireFox風にしてみた
>typeof Array.forEach;   //"function"以後はFireFox風に[1,2,3].forEach(func);可能
>var myArray=[];[1,2,3].forEach(function(n){ myArray.push(n*n);})
>myArray;                //[1,4,9]

ArrayはJavaScriptにおいて組込の型であり
(クラスという人もいますがJavaScriptにはクラスは無いですから間違いです)
と同時に「Function型のインスタンス」でもあるので、
インスタンスベースの言語であるJavaScriptでは
”インスタンスのArrayに直接APIを追加”できてしまうのです。
JAVAやC++などクラスベースしか知らない方はココをよく混乱されますが
JavaScriptでは基本的にはどこにでも、どのような関数でも設置できてしまうということ

質問の「何が違うのでしょうか?」ということへの答えは
少しイジワルでいえば「関数定義を見てみるまでは判りません」というのが答えになります。
早い話、どのようにでも(あなた自身でも)「同名」のforEach関数を「どこにでも」
「どんな中身に変えてでも」設置できるからです。逆に怖いことですが、できてしまうんです、
どこかのヘボが標準的と捉えられている関数を勝手に変えてるかもしれないからです・・・
もちろんmozillaさんではちゃんとした関数でしょうが、標準的で一般的な型の
直接のメソッドを設定してしまうあたりすごい発想!(火のキツネが嫌われる理由ともw)

まず1つめは「関数は同名でもなんでも、好きな様に、好きな場所に定義できる」ということです
(mozillaさんがESにおいて標準的ではないのに、そうしたように)

あと型の直接のメソッドと、その型のprototypeプロパティーのメソッドの「違い」で
重大な違いは「継承」です。
型に直接、メソッドを定義すると元の型(Function型インスタンス)では利用できますが
その設計図を継承した型ではその関数が「見えません」。ご存知のようにJavaScriptの継承は
prototypeチェーンだからです。おいてある場所が違えば見えなくて当然ですね。

それから回答などの中でも少し気になったのが型とその型のリテラルです
今回の場合 Array と [1,2,34]の混乱も少しあったようですが
型とリテラルの間にどのような動きがあるのかも調べられるといいと思います

またargumentsはArrayのようでArrayでない普通のObject型ですが
なまじlengthプロパティーだけは持っているのでArryかな?とおもわれがちですので注意

(function(){
  alert(arguments instanceof Array);
})();                 //false

(function(){
  alert(arguments.__proto__ === Object.prototype);
})();                 //true

すこし誤表現も含まれてしまったかもしれませんが、基本的に型の理解が伝わればと思います