いまSwiftをいじれる環境がないのでサッと解説します。 UIView の背後には CALayer があります。 ```swift // UIView var layer: CALayer { get } ``` この CALayer のインスタンスは描画に関する情報をもっていて、UIView はそれを元に画面にビューを描画します。CALayer はこの描画を担当するオブジェクトをデリゲートとして参照します。 ```swift // CALayer weak var delegate: CALayerDelegate? { get set } ``` UIView の特定のプロパティの値の変更は CALayer のそれの変更にあたります。CALayer は特定の値の変更に際し「暗黙のアニメーション」を実行します。 アニメーションもオブジェクトで、このアニメーションオブジェクトは CALayer のデリゲート、つまりここでは UIView が用意します。UIView は CALayerDelegate プロトコルに適合し、実装するメソッドでそれを返します。 ```swift // CALayerDelegate optional func action(for layer: CALayer, forKey event: String) -> CAAction? ``` あなたが気にしているアニメーションはここで返されるアニメーションオブジェクトによって実行されています。 標準では始点と終点のみを指定して 0.25 秒かけて描画されるアニメーションだったと思います。 --- ### 参考 [action(forKey:) - CALayerDelegate](https://developer.apple.com/documentation/quartzcore/calayerdelegate/2097264-action) より詳しく基礎から学ぶ場合は [Core Animation Programming Guide](https://developer.apple.com/library/archive/documentation/Cocoa/Conceptual/CoreAnimation_guide/Introduction/Introduction.html) をお読みください。