Dockerのレポジトリには複数のイメージが登録でき、それらをタグで区別しています。 ……という風に区別しているようです(少なくとも、[Docker Hub上のレポジトリについてのドキュメント][1]を読む限りは)。 たとえばこのドキュメントには、 > You can add multiple images to a repository, by adding a specific `:<tag>` to it (for example `docs/base:testing`). > (拙約) 適当な`:<tag>`をつけることで、レポジトリには複数のイメージが追加できます(例: `docs/base:testing`)。 などと書かれています。 ---- 更にややこしいことに、「Dockerイメージそのもの」と「イメージ名」は厳密には分けて考えられるべきです。 なぜかというと、各々のDockerイメージにはハッシュ値でIDが振られていますが、 `v1`と`latest`のタグを同時につけられることからも分かるように、 同じイメージに対して複数の異なるタグを付け、違う名前にすることができるからです。 また、レジストリはこれらとは階層が別のもので、サーバーサイドで動くDockerイメージの配布システムのことを指しています([参考][2])。 [1]: https://docs.docker.com/docker-hub/repos/ [2]: https://docs.docker.com/registry/