sed で利用できる正規表現は拡張正規表現ではありません。 GNU sed であればバックスラッシュ `\` を前に付与し `\+` のようにすることで拡張正規表現のパターンを書けますが、GNU sed 以外の sed 実装では使えません。 よって、どのような sed でも利用できるコマンドラインは次のようになります: $ echo "helloddkkdddd" | sed -e "s/\(hello\)..*/\1X/g" もしくは繰り返し回数指定の `\{MIN,MAX\}` を利用して次のようになります: $ echo "helloddkkdddd" | sed -e "s/\(hello\).\{1,\}/\1X/g" GNU sed 依存でよければ次のようになります: $ echo "helloddkkdddd" | sed -e "s/\(hello\).\+/\1X/g" Mac OS X や FreeBSDの sed であれば `-E` オプションを付けることで拡張正規表現が使えます。 よって次のようになります。 $ echo "helloddkkdddd" | sed -E -e "s/(hello).+/\1X/g" GNU sed も `-r` オプションで直接(`\`なしで)拡張正規表現が使えます。 また、FreeBSD の sed にも GNU sed 互換用の `-r` オプションがあります。 よって、GNU sed もしくは FreeBSD sed では次のように書けます。 $ echo "helloddkkdddd" | sed -r -e "s/(hello).+/\1X/g"