[`urllib.request.Request`][1] の `data` 引数は bytes 型である必要があります。この引数に対して現状のコードでは [`json.dumps`][2] 関数の戻り値がそのまま渡されていますが、これは str 型です。今回は `Content-Type` が `application/json` なのでそのまま bytes 型に変換し json.dumps(JSONを表すデータ).encode('何らかのエンコーディング') という形で渡してあげれば良いです。 (補足:`Content-Type` が標準の `application/x-www-form-urlencoded` の場合、更に URL エンコードする必要があります。) 念の為、こちらで動作したコードを [gist に上げておきました][3]。 ---- ### 参考 * [docomo 雑談対話 API のリファレンス][4] * [Python3: JSON POST Request WITHOUT requests library][5] -- Stack Overflow ### 追記 他に気づいた点を簡単に書いておきます。 * Python 2 の `raw_input` 関数に対応する Python 3 の関数は `input` です。 * 一般に、任意の入力が考えられる場所で `eval` を使うのは危ないです。今回の場合、単に不要です。 * Python 2 と Python 3 では Unicode 文字列の扱いが変わったため、 `str.encode` 関数の挙動が変わっています。Python 2 では Unicode 文字列と単なる文字列が区別されていたため、文字列から文字列へ変換するために `encode` 関数が使われていました。Python 3 では文字列型の区別が無くなり、更に bytes 型が追加されたため、`encode` 関数は str 型から bytes 型への変換に使われるようになりました。簡単なサンプルコードを下に示しておきます。 $ python2 >>> u'あいう' u'\u3042\u3044\u3046' >>> u'あいう'.encode('utf-8') '\xe3\x81\x82\xe3\x81\x84\xe3\x81\x86' >>> type(u'あいう') <type 'unicode'> >>> type(u'あいう'.encode('utf-8')) <type 'str'> >>> exit() $ python3 >>> u'あいう' # Python 3 では u が不要です 'あいう' >>> 'あいう'.encode('utf-8') b'\xe3\x81\x82\xe3\x81\x84\xe3\x81\x86' >>> type(u'あいう') <class 'str'> >>> type('あいう'.encode('utf-8')) <class 'bytes'> >>> exit() [1]: https://docs.python.jp/3/library/urllib.request.html#urllib.request.Request [2]: https://docs.python.jp/3/library/json.html#json.dumps [3]: https://gist.github.com/nekketsuuu/e7b7a4f232af46a74306660c5c41a211 [4]: https://dev.smt.docomo.ne.jp/?p=docs.api.page&api_name=dialogue&p_name=api_1#tag01 [5]: https://stackoverflow.com/q/25491541/5989200