SBCLでライブラリを作っています。 原始的な例ですが、test.lispの中に (defparameter default-data #.(let ((size 10)) (make-array size :initial-contents (alexandria:iota size)))) のように書くと、コンパイルする時――例えば`(asdf:load-system :test-system)`を実行したとき――に`#.`以降の部分を評価して、faslファイルには結果のarrayのみを埋め込んでくれる、つまり、test.faslをライブラリとしてロードする際にいちいち再計算されない、という理解をしています。 これを活用したいのですが、次の似た例ではうまくいきません。 (defun test-func (size) (make-array size :initial-contents (alexandria:iota size))) (defparameter default-data #.(test-func 10)) ; caught ERROR: ; READ error during COMPILE-FILE: ; ; The function TEST-SYSTEM::TEST-FUNC is undefined. こうなるのは、コンパイル時には`(defun test-func ...)`がまだ評価されていないからだ、という理解でいます。しかし、実際にこういう問題をどう解決すればいいのかわかりません。 上の例では`test-func`を`(eval-when (:compile-toplevel :load-toplevel :execute) ...)`で括れば解決するようですが、自分のコードでは`test-func`がまた別のライブラリ内の関数を呼び……という構造になっています。それらの定義もすべて`eval-when`で括ると、1/3くらいは`eval-when`で括り、残りはいらない……というような見た目になります。それだったら、`eval-when`が必要な関数や変数を、最初にほうにまとめて括り、残りはいらない、という風にすべきかも……でも、ライブラリ内の種々のルーチンのまとまり、つながりから考えるに、それとは別の順番にしたほうがずっとわかりやすい……いっそのこと、全部の定義をまとめて`eval-when`で括る手もあるけれど、それはそれで不要な処理をしている気がするし……という風に悩んでいます。 こういったことに、もっとスマートな解決策はあるでしょうか? それとも、すべては解決できないので、上で考えた選択肢のどれかを取るしかないでしょうか?