以下の状態での[0,1]から[0,1,1]になる処理がどのように行われているのか理解できません。
この関数はフィボナッチ数列のリストを返すものであるようです。
フィボナッチ数 - Wikipedia
フィボナッチ数列では、F(n)
番目の値が F(0) = 0, F(1) = 1, F(n) = F(n-1) + F(n-2) (n>=2)
と定義された数列であり、この関数ではその要素までのリストを返すものになっています。このため、
F(1)
では[0, 1]
F(0)
からF(1)
までの要素
F(2)
では[0, 1, 1]
F(0)
からF(1)
までの要素に、F(2) = F(0)+F(1) = 0+1
を追加したもの
F(3)
では[0, 1, 1, 2]
F(0)
からF(2)
までの要素に、F(2) = F(1)+F(2) = 1+1
を追加したもの
になっています。
また、 Pythonのコードの動作についてですが、
return A + [A[-1] + A[-2]] #リストの最後尾は-1、最後尾の前-2
これは、リストA
とリスト[A[-1] + A[-2]]
を連結する操作になっており、 A.append(A[-1] + A[-2])
と等価です。