[Web Speech API][1] は [SpeechAPI Community Group][2] によって公開されたAPIの仕様です。 この仕様では音声認識を行う SpeechRecognition と、音声合成を行う SpeechSynthesis の二つのAPIを定義しています。このうち前者の SpeechRecognition が、Chromeでは webkitSpeechRecognition として提供されています。この webkitSpeechRecognition は前述の SpeechRecognition インターフェイスを実装したクラス、と言えるかと思います。 ちなみに SpeechSynthesis の方はChromeでもプレフィックスなしですが、そもそもこっちは window.speechSynthesis から取得するので、直接名前を意識することもないと思います。 参考 [Web Speech API - Web API インターフェイス | MDN][3] 一方 Google Speech API は、Chromium ブラウザ用のAPIで、Maps API や Drive API のようにHTTP経由で利用します。使い方はググると出てきますが、前述のとおり一般向けのAPIではありません。[Chromiumの開発者MLの参加者にのみトークンが発行されます][4]し、呼び出し回数制限も厳しいです。 [1]: https://dvcs.w3.org/hg/speech-api/raw-file/tip/webspeechapi.html [2]: https://www.w3.org/community/speech-api/ [3]: https://developer.mozilla.org/ja/docs/Web/API/Web_Speech_API [4]: http://stackoverflow.com/q/26485531/2818869