マネージリソースは .NET のランタイム(CLR)によって管理(マネージ)されているリソースで、その解放処理は**CLRが責任を持ちます**。また、その大半はGCの対象になっています。

一方アンマネージリソースはネイティブAPIで直接確保したリソースなどが該当します。これらの確保・解放にCLRは関与しないため、**利用者が責任を持って**解放する必要があります。

直接・間接的にアンマネージリソースを確保していようが、CLRの管理下にあるオブジェクトはマネージリソースと言えます。故に `FileStream` オブジェクトはマネージリソースです。

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マネージリソースはいつかは解放されるわけですが、メモリを大量に消費するリソースや、排他的に確保されるリソースなど、自動的な解放を待っていられない場合があります。そのような場合に手動で解放するのが `IDisposable.Dispose()` です。

なのでこれが呼び出された場合には、そのオブジェクトが保持するアンマネージオブジェクトのみならず、メモリを大きく消費するマネージオブジェクトや、 `IDisposable` オブジェクトをすぐに解放する必要があります。これが Dispose パターンの `Dispose(bool)` 内で行うマネージオブジェクトの解放です。

- [Dispose Pattern - MSDN Library][1]
- [CLRから見たリソースについて - 荒井省三のBlog - Site Home - MSDN Blogs][2]


  [1]: https://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/b1yfkh5e(v=vs.110).aspx
  [2]: http://blogs.msdn.com/b/shozoa/archive/2010/09/08/about-resources-on-clr.aspx