あくまで主観的な回答になりますが、Railsにピュアなオブジェクト指向を求めるといろいろと気持ち悪いところが出てくると思います。
それよりもRailsらしいコードが書けているか、Railsのうまみを最大限に引き出せる設計になっているか、ということを重視した方がトータルとして開発効率が良く、メンテナンスしやすいシステムになるはずです。(いわゆる「レールに乗る」というやつです)
僕も元々JavaやC#をやっていて、かつてはPoEAA(エンタープライズ アプリケーションアーキテクチャパターン)や各種のデザインパターンをきれいに適用することにこだわっていた時期がありました。
そこからRailsに転向すると「え、こんな適当でいいの?」と思う点にちょくちょく遭遇します。
最初は「なんか気持ち悪い」と思っていましたが、StrutsやHibernateで実現しようとしていた設計思想(≒ピュアなオブジェクト指向)とはまた違うんだなということがだんだんと分かってきました。
というわけで、「オブジェクト指向の「単一責任の原則」に反したクラスとなりますでしょうか。」という質問に対する僕なりの答えは「反してるかもしれないけど、あまり気にしない方がいい」という回答になります。
実際問題、Railsでビジネスロジックを書くのはほぼモデルです。
「原則に反してるからモデルにはビジネスロジックに書かない」という点にこだわってしまうと、Railsのうまみが引き出せません。
ちょっと主観的で抽象的な回答になってしまって申し訳ないですが、参考になると幸いです。
P.S.
ちなみにPoEAAでもその名もズバリ「ActiveRecordパターン」という設計パターンが紹介されているので、オブジェクト指向の原則に則しているかどうかはともかく、昔からそれなりに実績のある設計手法なんだと思います。