質問
しばしば負のオーバーフローのことをアンダーフローと呼んでしまうという誤解がありますが、それに類似する話として質問があります。
とあるプログラムにおいて「日時」を扱っているのですが、一般的に時刻は hh:mm:ss で、0 <= hh <= 23
, 0 <= mm <= 59
, 0 <= ss <= 59
のような範囲があると思います。最小の時刻は 00:00:00
で最大の時刻は 23:59:59
というように。
このとき、便宜的にその範囲を超えて値を指定できる機能を作りたいとします。
例えば、06:10:50
の30秒後を 06:10:80
と指定できるような機能です。この指定が行われたとき、時刻を 06:11:20
に正規化したいという具合です。
今回質問したいのは、その実装についてではなく、用語についてです。
このように「秒」が 59 を超えていることを指して、「秒の値がオーバーフローしている場合」という表現は適切なのでしょうか。「秒が59を超えている場合」を指す適切な専門用語がないのかと思って質問させていただきました。
また同様に、1970/09/01
のような日付があるとき、1970/09/00
を 1970/08/31
として扱う、というようなことがあると思いますが、これに対して「日の値がアンダーフローしている場合」という表現は適切なのでしょうか。これは不適切に思いますが、だからといって「日の値が負のオーバーフローが生じている場合」のように言うのもおかしいと思っています(00
は負ではないので)。
- 時刻や日付が、通常の日時表記の値の範囲外になる場合のことを指す適切な用語があれば教えていただきたいです。
- 前述のように、これらを「オーバーフロー」または「アンダーフロー」と表現するのが不適切であれば、それが如何に不適切であるか(誤用であるか)について説明していただきたいです。
そもそもオーバーフローという用語が何を指すかという話にも立ち入りそうですが、このような疑問を持っている私にアドバイスをいただければ幸いです。
背景
とあるプロジェクトで共同開発しているのですが、そのプロジェクトのドキュメントに別の方が「秒の値がオーバーフローしている場合」、「日の値がアンダーフローしている場合」のように記述していて、より適切な表現がないか気になったという背景があります。