PostgreSQL 15.3について学んでいます。Oracle専門でやってきていたので、PostgreSQLではどのような障害パターンが起こりやすいものなのか想像しづらい部分がありますので教えてください。現在私は、バックアップ/リカバリ方法について学んでいるところです。
- pg_dumpとpsql
最初にこれを覚えました。OracleでいえばDataPumpに似ていると思いました。論理レベルでデータを退避させておいて、何かあったらpsqlコマンドで戻すことになるわけですね?バックアップ/リストアと言えなくもないですが、単純なエクスポート/インポートに思えます。データ移行にはよいかもしれませんが、psqlコマンドでダンプをインポートするまでの間、更新があったらどうリカバリしたらよいのでしょうか?また、戻さなければいけないデータが存在しながらも、消したくない更新データが入ってきてしまっていたとしたら、ダンプをインポートすることで消してしまう恐れはありませんか?
- pg_basebackup
実行して驚きましたが、cpコマンドでコピーを取っただけのようなデータベースクラスタの物理的なコピーが作成されました。つまり、このコマンドで取得したバックアップを使う時となると、OSコマンドで物理的にファイルやディレクトリを削除したとか、そんな感じのときでしょうか?
- recovery.conf
私がネットで拝見する記事が古いのでよくこのファイルが登場しますが、これは現在のpostgresql.confファイルのrestore_commandパラメータに該当すると考えてよいですか?例えば、データベースクラスタの中身をOSコマンドで全削除されて(なかなかあり得ない)、pg_basebackupコマンドで取得しておいた物理ファイル、ディレクトリをリストアしました。そうしたら、restore_commandをちゃんと設定していれば、DB再起動とともにアーカイブログが適用されていくみたいな仕組みですか?