とあるAPIにRESTを採用していない、と書いてあるのですがどういう意味ですか?
HTTP APIはすべてPOSTで、リクエスト/レスポンスともにJSON形式
REST
・通信は、HTTPではなくてもよい?
・リクエスト/レスポンスは、JSONではなくてもよい?
・統一インターフェースと書いてありましたが、そもそもAPIで、統一ではないインターフェースがあるのですか?
SOAP
・通信は、HTTPではなくてもよい?
・リクエスト/レスポンスは、XML?
とあるAPIにRESTを採用していない、と書いてあるのですがどういう意味ですか?
HTTP APIはすべてPOSTで、リクエスト/レスポンスともにJSON形式
REST
・通信は、HTTPではなくてもよい?
・リクエスト/レスポンスは、JSONではなくてもよい?
・統一インターフェースと書いてありましたが、そもそもAPIで、統一ではないインターフェースがあるのですか?
SOAP
・通信は、HTTPではなくてもよい?
・リクエスト/レスポンスは、XML?
REST API とは、一般的に RESTful な特徴を持つ API を指します。
RESTを採用していません
とわざわざ言及しているからには、この RESTful な特徴を持たないという事なのでしょう。
では、 RESTful な特徴とは何かと言うと、 RESTful APIとは何なのか - Qiita の説明を借りれば、以下のようなものです。
- アドレス可能性(Addressability)
- 提供する情報がURIを通して表現できること。全ての情報はURIで表現される一意なアドレスを持っていること。
- ステートレス性(Stateless)
- HTTPをベースにしたステートレスなクライアント/サーバプロトコルであること。セッション等の状態管理はせず、やり取りされる情報はそれ自体で完結して解釈できること。
- 接続性(Connectability)
- 情報の内部に、別の情報や(その情報の別の)状態へのリンクを含めることができること。
- 統一インターフェース(Uniform Interface)
- 情報の操作(取得、作成、更新、削除)は全てHTTPメソッド(GET、POST、PUT、DELETE)を利用すること。
ここでその Misskey API とやらを見てみると、
URI に create
とか delete
などが含まれており、 URI がリソース指向になっていない、すなわちアドレス可能性が無いといえそうです。
https://{host}/api/miauth/{session}/check
URL にセッションIDが含まれていて、とてもステートレスとは言い難そうです。
- HTTP APIはすべてPOSTで
CRUD 操作 (作成、取得、更新、削除) が全て POST メソッドになっていて、統一インターフェースになっていませんね。
と RESTful の原則に全く則っていないことがよくわかります。
ただ、それが良い悪いという話ではありません。 念のため。
なお、以下のコメントですが
REST
・通信は、HTTPではなくてもよい?
・リクエスト/レスポンスは、JSONではなくてもよい?
・統一インターフェースと書いてありましたが、そもそもAPIで、統一ではないインターフェースがあるのですか?
REST は規約ではないので、 RESTful に則れば HTTP でなくとも REST API だと言い張れそうですが、 HTTP 以外は見たことないですね。 SMB あたりなら準拠できそう。
一方、メッセージのフォーマットが JSON でないものは割と一般的で、むしろ登場当初は XML が使われることが多くありました。
統一インターフェースの説明は、上の説明の通りです。
SOAP
・通信は、HTTPではなくてもよい?
・リクエスト/レスポンスは、XML?
SOAP はプロトコルとして仕様が決まっており、メッセージのフォーマットは XML が必須です。
アプリケーション層の伝送は、 HTTP の他、 SMTP なども使えるようですが、実用上としてはほぼ HTTP 一択です。