下のコードを実行すると0.100000
と出力が得られる。
この出力のうち末尾に続く00000
を表示しないようにしたい。
具体的には0.1
のように出力したい。
#include <stdio.h>
int main() {
double a = 0.1;
printf("%f", a);
return 0;
}
akira ejiriさんの回答にも
変換される値の指数が、 -4 より小さいか、精度以上の場合に、 e 形式が使用される。
とあるように、
printf("%.16g", 0.00001);
はe形式に切り替わり、 1e-05
と表現されてしまうため、望まない結果の可能性があります。
printf
のマニュアルを読み、望む形式がない場合は、sprintf
等を使用し一旦文字列を作成した後、望む形式に編集し、%s
でその文字列を出力する方法があることは覚えておくとよいでしょう。
double a = 0.00001;
char buffer[256];
int len = snprintf(buffer, sizeof buffer, "%f", a);
while (0 < --len && (buffer[len] == '0' || buffer[len] == '.'))
buffer[len] = '\0';
printf("%s", buffer);
質問文は厳密には末尾の0
の削除しか触れられていませんが、では0.0
ちょうどの場合、0.
となり不格好なので、意図を汲んで末尾の0
および.
を削除し、0
となるようにしています。この辺りは、文字列をどのように編集したいかに合わせればよいでしょう。
小数点以下の数字0を削除するには変換指定子にgを指定するのがよいでしょう。
精度以上の場合に指数表記されますので、ある程度大きな精度を指定するのがよいと思います。
以下の例は精度に16を指定しています。
printf("%.16g\n", a);
Man page of PRINTFからの引用です。
変換指定子
g, G
double 引数を f か e (G 変換の場合は F か E) の形式に変換する。 精度は表示する桁数を指定する。 精度が指定されない場合は、6桁とみなされる。 精度が 0 の場合は、1桁とみなされる。 変換される値の指数が、 -4 より小さいか、精度以上の場合に、 e 形式が使用される。 変換された結果の小数部分の末尾の 0 は削除される。小数点が表示されるのは、 小数点以下に数字が少なくとも一つある場合にだけである。
値によっては指数表記になってしまう場合もありますが、質問文の例だと%g
で末尾の0
を削除できます。
http://tpcg.io/_EEY22Z
printf("%g", a);
例えば、以下のように printf
のフォーマット指定を変更することで、出力結果を小数点1桁目までにすることが出来ます。
(あくまで "桁数" の指定なので、0を省略ではない点は注意してください)
printf("%.1f", a);
printfには桁数の指定や、左詰め・右詰めなど色々な書式があります。
ます、それを理解された方が良いと思います。
よろしかったら↓をみてみてください。
https://nijinatu.com/clang-0303-printf/