現在Deep Learningについて学習中の者です。
質問なのですが、物体検出モデル(YOLO)の評価について「mAP」で評価するのが一般的ですが、「F値」で評価するのは間違いなのでしょうか?
調べた限り、「F値」は適合率と再現率の調和平均で、「mAP」はクラスごとに算出されたAPの平均値であり、APは適合率を縦軸、再現率を横軸にしたとき、自信度順にプロットされたPR曲線の面積から算出されることが分かりました。
また、mAPではIoUを設定しているため(出力と正解領域の重なりの割合)クラス、位置の予測結果の評価に適しているというのは理解できました。
しかし、適合率や再現率の計算時点で、TP、FPには設定したIoUを考慮した出力結果なので、「F値」で評価できるのはないかないでしょうか。
(例えば、YOLOでリンゴの画像50枚(各画像に1個のリンゴ)の検出を行うとき、IoUを50%に設定していれば、IoU50以上でリンゴと予測したバウンディングボックスの数=TP、IoU49以下のリンゴと予測したバウンディングボックスの数=FP、リンゴなのに予測できなかった数=FN)
「F値」では評価できない理由があれば、ご教授お願いします。