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以下のようなバッチファイルがあります。
このバッチファイルを使用せずに、Pythonから同等の処理をしてtest.exeを実行したいです。

run.bat

exeファイル実行時には、コマンドライン引数を使用します。

SETLOCAL
SET PATH=%PATH%;..\..\samples\external\opencv\bin;..\..\bin;
test.exe --view_mode=1

以下が、Pythonで分かる部分だけ記述したものになります。

test.py

from os import path
import subprocess

#exeファイルを実行する部分(コマンドライン引数を呼び出す方法があっているか分かりません。)
exePath = path.join(path.dirname(__file__), 'test.exe')
subprocess.Popen([exePath,"--view_mode=1"])

SET PATHがどのようなことをしているのか理解できていないため、Pythonでの記述方法が分かりません。どうしたら同等の処理を行えますか?

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4 件の回答 4

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一般論として

  • 環境変数 PATH はプロセスを起動する際に実行ファイルを検索する対象を示します。
  • 環境変数は子プロセスに引き継がれます。

この2つから、2つの効果が得られます。

  • test.exe を起動する際に環境変数 PATH の中から検索されます。
  • test.exe が更に子プロセスを起動する際、(test.exeが明示的に排除しなければ)環境変数 PATH の中から検索されます。

質問文ではこの2つの効果のうちどちらを期待するものかわかりませんでした。

前者を期待するのであれば、test.exe がどのディレクトリに配置されているのか知っているならば、

exePath = path.join(path.dirname(__file__), 'test.exe')

で十分です。

後者を期待するのであれば、 subprocess.Popen()env 引数に渡すことができます。


極まれに、環境変数 PATH が設定されていないと test.exe 自身が正常動作できないことがあります。具体的には test.exeDLLを読み込む際にも 環境変数 PATH から検索することができ、それに頼っている場合です。このような場合もsubprocess.Popen()env 引数を設定する必要があります。

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プログラム起動するだけなら直接起動可能

import subprocess
from pathlib import Path

def execpg():
    for p in ('../../samples/external/opencv/bin', '../../bin'):
        prog = Path(p)/ 'test.exe'
        if prog.exists():
            break
    else:
        print('実行ファイルが見つからない')
        return

    proc = subprocess.Popen([prog, '--view_mode=1'])

execpg()

Pythonから同等の処理を

環境変数を加工する必要がある場合 …

とりあえず環境変数 PATHについてざっくりと, あとは自分で調べてみてください

  • 環境変数はプロセスごとに存在する, サププロセス起動すると親プロセスの環境を引き継ぐ(新しい環境変数)
  • PATHは, プログラム起動の際に プログラムを探索するパスのリスト
  • なので探索リストが相対パスだと (たいてい)意味がない

カレントディレクトリ相対だと, ディレクトリー移動すると PATHは意味を成さないので注意のこと

環境変数 PATH の設定
(カレント相対になってる対処も含む)

(pathlib 使ってるけど os.path でも可能なはず, 好みで)

import os
from pathlib import Path

npath = os.pathsep.join(str(Path(p).resolve())
            for p in ('../../samples/external/opencv/bin', '../../bin'))

print(os.environ['PATH'])
os.environ['PATH'] += os.pathsep + npath
print(os.environ['PATH'])

(追記)
resolve() のところは absolute() でも OK。
カレントからの相対でなければ
(以下は colabでの確認, なので Windowsとは異なるが)

paths = os.pathsep.join(str(Path(p).absolute())
            for p in ('../../samples/external/opencv/bin', '../../bin'))
print(paths)

# /content/../../samples/external/opencv/bin:/content/../../bin
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ディレクトリ&ファイル構成が以前の質問 Pythonから.batファイルや.vbsファイルを実行したい と同じで、Pythonスクリプトとtest.exeが同じディレクトリにあると仮定すると、コメントで紹介したこれらの記事を適用して、以下のように出来るでしょう。
Python のサブプロセスで環境変数を扱う方法
Pythonのサブプロセスを使ったメモ

from os import path
import subprocess

import os
savedir = os.getcwd() #### 起動時のカレントディレクトリ情報を保存し、必要ならば後で戻す。
#### カレントディレクトリをPythonスクリプトとtest.exeのあるディレクトリに移動する
os.chdir(os.path.dirname(os.path.abspath(__file__)))

#### 環境変数をコピー(SETLOCALに相当)し、OpenCV等の必要なソフトウェアのディレクトリをPATHに追加する
subenv = os.environ.copy()
subenv["PATH"] = subenv['PATH'] + r';..\..\samples\external\opencv\bin;..\..\bin;'

#exeファイルを実行する部分(コマンドライン引数を呼び出す方法があっているか分かりません。)
exePath = path.join(path.dirname(__file__), 'test.exe')
subprocess.Popen([exePath,"--view_mode=1"], env=subenv)  #### 起動時のパラメータに変更した環境変数を指定
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まず、ご指定のバッチファイルは以下とほぼ等価です。

from os import environ
import subprocess
environ['PATH'] = environ['PATH'] + ';..\\..\\samples\\external\\opencv\\bin;..\\..\\bin;'
result = subprocess.run(['test.exe', '--view_mode=1'], shell=True)

ご質問のSET PATH=...のSETコマンドについては、以下を御覧ください。
https://learn.microsoft.com/ja-jp/windows-server/administration/windows-commands/set_1
簡単に言えば環境変数を表示、設定、削除する内部コマンドです。

環境変数については以下を御覧ください。
https://learn.microsoft.com/ja-jp/windows/win32/procthread/environment-variables
簡単に言えばシステム共通の方式でアクセスできる各プロセス固有の変数です。

PATHについては、以下に少し記述があります(以下はPATHコマンドの説明ですが、PATH環境変数についての説明が多少あります)
https://learn.microsoft.com/ja-jp/windows-server/administration/windows-commands/path
簡単に言えば主に実行可能ファイルを検索する場所や順番を指定するものです。

※Windowsの環境変数はcmd.exeの制約や環境変数領域の制約などにより、2048バイトを超えるところで不思議な動作をすることがあります。

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