curl の作者は POODLE のために特別なことをする必要はないということを述べています (curl is no POODLE)。
CURLOPT_SSLVERSION
で TLS 通信に限定することができますが、curl_setopt
のマニュアルによるとデフォルトに任せるのが最適と書かれています。
curl_setopt_array($ch, [
CURLOPT_SSLVERSION => CURL_SSLVERSION_TLSv1
]);
通信先のサーバーへの対応のために CURLOPT_SSL_CIPHER_LIST
で指定できる暗号スイートの選択肢を増やしたいのであれば、OpenSSL のバージョンを上げる必要があります。最新の OpenSSL を導入するのであれば、homebrew の利用をおすすめします。
どのくらい違うのかは次のコマンドの実行結果を見比べるとよいでしょう。
/usr/bin/openssl ciphers -v
/usr/local/bin/openssl ciphers -v
homebrew であれば curl の HTTP2 ビルドオプションを有効にしたり、HTTP2 のリバースプロキシーサーバーとして使える nghttpx
(nghttp2) や h2o
をかんたんに導入できます。curl の HTTP2 対応についてはこちらの記事をご参照ください。