アナコンダがインストールされている前提でなら自分が使用している方法をトレースすることができると思いますので以下に書き残します。
使えそうならやってみてください。
pyinstallerを使用してコマンドライン(プロンプト)から書き出す場合にファイルがとてつもなく大きくなる傾向があるのでPython仮想環境を用意して、そこでパッケージング処理を行い、exe化する流れになります。
基本的にパッケージングするだけであれば、アナコンダプロンプトなどのコマンドプロンプト画面から
pyinstaller c:\******\コンパイルしたいファイル.pyのフルパス --onefile
でパッケージングできるはずです。このコマンドを入力してしばらくするとpyファイルのフォルダ階層内にdistなどのフォルダ名の構造が生成され、dist内にexeファイルが生成されるはずです。
このexeは.pyファイルと同じ挙動をするので.pyファイル以外にフォルダ構成などが準備されている必要がある場合は.pyと同じ階層関係に設置してみてください。
で、実行してみて(めちゃくちゃ起動が重いですが)同じ挙動をする場合は以下の手順で軽量なファイルを生成することを推奨します。
同じくコマンドプロンプト画面で
cd ******* ←pyと同じディレクトリを入力するか、作業用フォルダを作ってそこを指定しつつ、pyファイルを複製して格納
conda create -n minimam python=3.8 ←自分の使用しているバージョン数を指定
y ←※1行目コマンド時、y/nを質問されたらyを入力してenter
activate minimam
pip install pyinstaller pypiwin32 ←仮想環境を作成する時にexeファイルをコンパイルするのに絶対に必要になるライブラリをとりあえずインストール
と1行ずつ入力するかまとめて入力してもらってもいいです。
pip install pillow opencv-python ←追加でexeファイルをコンパイルするのに必要なライブラリとして確定でわかっているライブラリがあれば突っ込む(ここで認識できていないライブラリがあってもとりあえずOK)
pyinstaller .pyファイルのフルパス --onefile --exclude pandas ←exeを実際に生成指示するコード部分。--excludeの部分はexe作るのに除外したいライブラリがある場合に--exclude ●● で連結して1行で記述
しばらくすると前述のように新しく生成されたフォルダの中にexeファイルが生成されるのでもとのpyファイルと同じファイル構成に設置してみて正常に起動できるか確認する。
ここでエラー(●行目、cv2がインポートされてないから使えないよ、とかの英語記述)が出たらライブラリを追加でインストールしていくのをexeが正常に出力されるまで何回か繰り返すことになると思う。
exeが正常に出力されたら(動作が期待通りになったら)とりあえず相手のパソコン環境に依存しないexeファイルが生成されたことになるのでこれを相手のPCに渡す。exe以外に関連するフォルダやファイルがある場合は階層構造をpyファイルの時と同じようにしてzipにするなりすればいいと思います。
conda.bat deactivate
conda remove -n minimam --all
y ←※2行目コマンド時、y/nを質問されたらyを入力してenter
最後にpython仮想環境を削除して完了(今回の例文だと仮想環境名はminimamです)
一応仮想環境に必要なライブラリだけインストールしてexeファイルをコンパイルすることで8分の1とかかなりサイズダウンします。これやらなかった場合、print('hello')1行のpyファイルですら400MBくらいの巨大なexeファイルが生成されるので注意(とりあえず動くけど)
あと、仮想環境作るのは面倒だからとりあえずコンパイルしてexeが実際に動作するかだけ確認したい場合、以下の書式を.batファイルと拡張子を変更したテキストファイル内にコピペして保存、コンパイルしたいpyファイルを.batファイルへドラッグアンドドロップするとコマンドプロンプト画面が自動で立ち上がって勝手にビルドしてくれる。(前述の大容量化はするのでテスト動作検証程度にしかならないが)
pyinstaller %~f1 --onefile ←前述の--excludeを使用してライブラリ除外も可能だが、汎用性を求めると未記述のほうが汎用(激重)
PAUSE ←実行完了したあと、キー入力があるまでコマンドプロンプト画面を残す場合に記述
python
やpip
コマンドなど)を実行するリテラシーは有りますか?pip
使用の際のネットワークが利用可能かどうかなど。Windowsであれば Python含めまるごと持っていく必要があるため