現在「組み込みOS自作入門」という書籍をやっており、その中に出てくるRSフリップフロップの挙動が分かりません。
具体的には、R(リセット)とS(セット)の入力が共に0の時の動きです。
Nor回路ではRもしくはSに1が入れば、出力が0に問答無用で決まることはわかるのですが、RとSの入力が0の時は値を決めることが出来ないから、"前の出力を使う"という概念がそもそもどこから来たのか分かりません。
Nor回路の出力を決めるのは、0の入力だけだったら決めることが出来ないことはわかっていますが、なぜいきなり前のフリップフロップの出力が出てきたのでしょうか?
なぜ都合よく前の出力結果を二つの入力が0の場合の時だけ使うのでしょうか?
それだったら、全ての回路の入力を前の出力結果(黒丸の所)を使うべきだと思います。
また、フリップフロップには入力してから出力してから微妙な時間差があると思います。
例えば、Sに1をセットしてRに0をセットの場合
①Sの側のNor回路に入力(1秒かかる)
②Sの側のNor回路の出力(1秒かかる)
③Sの側のNor回路の出力を、Rの側のNor回路に入力(1秒かかる)
②Rの側のNor回路の出力(1秒かかる)
のような形で(実際には1秒もかかっていないと思いますが)、フリップフロップ内においてもRとSの回路の入力と出力は完全には同期してないように思えるのですがいかでしょうか?
いろいろな資料を見ても分からないのでご教授して頂ける方いましたら、よろしくお願い致します。