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環境移行にともない新PCにGit、SourceTree、VisualStudioをインストールし
リポジトリからクローンをしたところ、タイトルの事象が起きました。
旧環境では発生していません。

旧環境
 Windows Server 2012 R2 Standard
 Git 2.6.1.windows.1
 SourceTree 1.9.5.0
 VisualStudio Premium 2013 Version 12.0.40629.00 Update 5
新環境
 Windows Server 2012 R2 Standard
 Git 2.6.3.windows.1
 SourceTree 3.4.7
 VisualStudio Premium 2013 Version 12.0.21005.1 REL

新環境にてSourceTreeでクローンしたものをVisualStudioのチームエクスプローラーで確認したところ
全てのファイルが変更対象となっており、「未変更のものと比較」したところ一見変更されていない(差分が表示されない)が
HEADの改行コードがLF、ローカルの改行コードがCRLFとなっていました。

旧環境で同様の操作を行った際は変更対象とならず、
テキストエディタで確認したローカルのファイルの改行コードはCRLFとなっているので
HEADもローカルもCRLFとして比較していると思われます。

新環境でも旧環境と同じようにHEADもCRLFとして比較したいのですが・・・

また、調査の中でクローンを作成する際に新環境のVisualStudioでのみLFで作成されるということが確認できました。
 旧環境のSourceTreeにて既存リポジトリを新規フォルダにクローンする
  →CRLFで作成される
 旧環境のVisualStudioのチームエクスプローラー→接続→ローカルGitリポジトリの「複製」で
 既存リポジトリを新規フォルダに複製する
  →CRLFで作成される
 新環境のSourceTreeにて既存リポジトリを新規フォルダにクローンする
  →CRLFで作成される
 新環境のVisualStudioのチームエクスプローラー→接続→ローカルGitリポジトリの「複製」で
 既存リポジトリを新規フォルダに複製する
  →LFで作成される
※すべて同一の既存リポジトリを対象にクローン(複製)しています)
※サーバー上のファイルがどちらの改行コードで保存されているかは不明ですが、
 新環境でgit configで確認できるcore.autocrlfはすべてfalseの状態なのでCRLFで保存されている?

おそらくVisualStudioのチームエクスプローラーがgitコマンド(?)を実行する際の
設定などが新旧で異なっているのが原因と思うのですが、その設定をどこで確認/変更できるのか分からずpostさせていただきました。

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1 件の回答 1

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gitの設定ファイルは3ヶ所に置かれ、優先順位の高い順に次のようになります。

  • --local; .git/config
  • --global; ~/.gitconfig
  • --system; /etc/gitconfig

このうち、--localはcloneの時点では存在しないので、--global--systemのどちらかの設定を見ていることになります。--globalに設定されている場合はいいのですが、そうでない場合は--systemを参照することになります。
UNIX系OSではあまり問題にならないのですが、Windowsには/etcがそもそも存在せず、各gitはそれぞれの独自の場所を参照することになります。

SourceTreeとVisual Studioで挙動が異なるということは、SourceTreeとVisual Studioが使用するgitが異なり、参照する--system設定も異なってきていることが原因と思われます。
具体的にはProcess Monitorを使えばどのファイルにアクセスしたか追跡できます。手元のVisual Studioでは、C:\Program Files\Microsoft Visual Studio\2022\Professional\Common7\IDE\CommonExtensions\Microsoft\TeamFoundation\Team Explorer\Git\etc\gitconfigC:\Program Files\Git\etc\gitconfigとの両方にアクセスしていました。しかしSourceTreeは前者にアクセスすることはないと思われます。

ともあれ難しく考えることはなく、

git config --global core.autocrlf <設定したい値>

と実行すれば、--globalに設定を保存でき、どのgitから起動しても同じ結果が得られるようになります。


新環境でgit configで確認できるcore.autocrlfはすべてfalseの状態なので

念のため、あくまでgit configで起動されたgitコマンドから見た結果でしかなく、SourceTreeやVisual Studioが(特に--system設定に関して)同じ設定を見ているわけではない点に気をつけてください。

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