Laravel のバージョンアップに伴い,複数の変更があります.
公式ドキュメントに詳しい変更点が書かれていますから,変更点を調べ上げてひとつひとつチェックしてください.
VSCode や PHPStorm などのテキストエディタを使用しているなら,拡張機能などを使って「定義に飛ぶ」ということができます.これを使えばパスが正しいかどうか等をチェックできますから,活用してみてください.
以下,一般的によくあるエラーの原因を書きます.
1: Route文の書き方は正しいか?
@があるとき
Laravel6.x では次のように Route 文を書きます.
Route::get('/user', 'UserController@index');
これは Laravel 9.x では次のように変更しないとエラーになります.
Route::get('/user', [UserController::class,'index']);
@がないとき
もともと @index
の部分がなく,次のように書かれていた場合,
Route::get('/user', 'UserController');
配列にせずに次のように書き換えます.
Route::get('/user', UserController::class);
2: パスは正しいか?
古いバージョンの Laravel には Models
というディレクトリがなく,app
の直下にモデルのファイルが置かれます.
そこで新しいバージョンに合わせる際には,use
文に続くパスを修正する必要があります.
合わせて namespace
もチェックして,正しく参照がされるようにしてください.