Pythonのクラスの書き方について質問があります。
()
ありとなしでは何が違うのでしょうか?
class クラス名():
class クラス名:
スタック・オーバーフローはプログラマーとプログラミングに熱心な人のためのQ&Aサイトです。すぐ登録できます。
登録してこのコミュニティに参加するどのようなクラスを定義しているかという観点において、両者に差はありません。
Python 3 の文法定義を読むと、クラス定義においてこの括弧は省略が可能だと分かります。また、この括弧の中には定義するクラスの継承元となるクラスのリストなどを書くことができますが、継承元を省略した場合自動的に object
クラスが継承元になるとも書かれています。
したがって、括弧を省略して
class C:
pass
と書いても、括弧を書いて
class C():
pass
と書いても、どちらも同じく
class C(object):
pass
と同じようにクラスが定義されます。
実際、インタプリタで挙動を試してみると以下のようになり、object
クラスのみを継承するクラスが定義されることが確かめられます。
>>> class C1:
... pass
...
>>> class C2:
... pass
...
>>> C1.__mro__
(<class '__main__.C1'>, <class 'object'>)
>>> C2.__mro__
(<class '__main__.C2'>, <class 'object'>)