文字コードがわからない場合の処理としては、自分も (vector (unsigned-byte 8)) にしてから変換することが多いです。
ここまでは、定石かなと思いますが、ここから先の処理でCommon Lispに定番というものは、現状、無いのではないでしょうか。
文字コードがわからないということで、判定する必要があるわけですが、自分の場合、以前は、質問文でも出てきている guess の元になった onjo さん作の guess を利用したりしていました。
しかし、ウェブなどは最近ほぼ UTF-8のページになったため、判定しないで無理矢理
(or (ignore-errors (babel:octets-to-string os :encoding :utf-8))
(ignore-errors (babel:octets-to-string os :encoding :eucjp))
(ignore-errors (babel:octets-to-string os :encoding :cp932)))
位で済ませてしまうことも多いです。
libguessは日本語以外にも対応しているとのことですので、かなり使い勝手は良いのではないでしょうか。
ちなみに、ABCLはJavaのライブラリが使えますが、JavaのICUをABCLから利用してみたこともあります。
(Clojureでは割とICUが使われたりすることがあるようです。)
ICUにはJava版以外にもC版がありますが、こちらは試したことはありません。
改行コードについて
Common Lispの#\Newlineは、環境によってLFだったりCR+LFだったり様々です。
エンコードを変換した後、処理することが多いのではないかと思います。
壊れた文字列について
関連して壊れた文字列も問題になりますが、RubyのString#scrub のようなものはCommon Lispには存在しないので、自作することになると思います。
自分は、SBCLの場合ですが、
(defun scrub (octets)
(handler-bind ((sb-impl::octet-decoding-error
(lambda (c)
(use-value "〓" c))))
(sb-ext:octets-to-string octets)))
(defvar *broken*
(coerce '(227 129 130 227 129 132 227 129 134 227 129 136 227 129) '(vector (unsigned-byte 8))))
(scrub *broken*)
;=> "あいうえ〓"
のようなものを作成して使用しています。