macOS での C-Compilerは gcc LLVM-gcc 「Xcodeの gccを呼び出すとclangが呼び出される」のようです。
Linuxの man pageだけど, GCCフロントエンドとして簡単に探したもの (他意はありません)
size_t
の大きさは環境依存で, ユーザー空間での gccでの場合は (カーネル空間の場合は話は別)
typedef __SIZE_TYPE__ size_t;
参考 (stackoverflow.com):
OSというか CPUが 32bitモードか 64bitモード(で動いてる)かで size_t
(__SIZE_TYPE__
) のサイズは変わります。
x86系 CPUの最近のものや, あるいは ARM系のパワフル方面のは, 32bitモードでも 64bitモードでもどちらでも稼働可能, なはず。64bitモードで稼働していれば __SIZE_TYPE__
は 8 Bytesです (unsigned long int
)
(追記)
(macOS としてだけではなくモダンな) C言語での記述方法として, 以下の記事があります
内容そのままでは長いけれど, 下手に抜粋すると正しく伝わらないかもなので「システム依存の型」「その他の型」ついて引用します
システム依存の型
まだ「32 bitのプラットフォームでは32 bitのlong型、64 bitのプラットフォームでは64 bitのlong型がいい」という不満があるようですね。
プラットフォームに依存する2つの異なるサイズを使うため、 故意に コードを難しくすることを考えたくなければ、システム依存の型のために long
を使おうとは思わないでしょう。
この状況では、プラットフォームのためにポインタ値を保持する整数型、intptr_t
を使うべきです。
モダン32-bitプラットフォームでは、intptr_t
は int32_t
です。
モダン64-bitプラットフォームでは、intptr_t
は int64_t
です。
intptr_t
は uintptr_t
の形でもあります。
ポインタのオフセットを保持するためには、名が体を表す通りの ptrdiff_t
を使います。これは、ポインタの差分の値を格納するのに適した型です。
その他の型
最も頻繁に使われるシステム依存の型は、size_t
で、stddef.h に定義されています。
size_t
は基本的に「最大の配列インデックスを保持できる整数」ですが、プログラム内の最大のメモリオフセットを保持が可能という意味もあります。
実際の用途としては、size_t
は sizeof
オペレータの戻り値の型です。
いずれにしても、size_t
は全てのモダンプラットフォーム上の uintptr_t
と同様になるよう、 実用的に 定義されます。そのため、32-bitプラットフォームでは、size_t
は uint32_t
であり、64-bitプラットフォームでは、size_t
は uint64_t
です。
他にも、ssize_t
があり、これはライブラリ関数からの返り値として使われる符号付きの size_t
で、エラーの際に -1
を返します(注: ssize_t
はPOSIXであり、Windowsインターフェースには適用されません)。
では、あなたの関数パラメータ内で、任意のシステム依存型のサイズのための size_t
を使うべきでしょうか。技術的には、size_t
は sizeof
の戻り値の型なので、バイト数を表したサイズ値を受け取る関数は全て size_t
に変換できます。
他の用法には次のものが含まれます。: size_t
はmallocに渡される引数の型であり、ssize_t
は read()
と write()
の戻り値の型です(ssize_t
が存在せず、戻り値がただの int
であるWindowsの場合を除きます)。