2

useEffectを使用する理由としては下記があると思います。

①レンダリング後に処理を行うことができる
②useEffectの第2引数で実行タイミングを制御できる
③アンマウント時のキャンセル処理を設定できる

しかし、逆に言えば上記のいずれも必要ない場合はuseEffectを使用せずに非同期処理を実行してよいということでしょうか?
例えば、Ajaxでサーバーからデータを取得してコンポーネントに表示する処理などは、下記の理由でuseEffectを使用しなくてよい場合がある気がします。

①Ajaxリクエストの発行はレンダリングの終了を待つ必要がない
②コンポーネントのレンダリングがReact.memo等で制御されていればuseEffectなしでも実行タイミングを制御できる
③アンマウント時の処理は特にない

その場合のコードは以下のようになります。

const [name, setName] = useState('');
axios.get(`https://example.com/api/users/XXX`).then(res => setName(res.data.name));
return (<div>{name}</div>);
2
  • useEffectを使用しない場合、どういったコードを想定していますか?是非サンプルコードを掲載してください!
    – hinaloe
    2月4日 6:00
  • @hinaloe サンプルコードを追加しました!よろしくお願いいたします。
    – denko
    2月5日 7:31

1 件の回答 1

3

useEffect を必ず使うべきというわけではありませんが、useEffect を使ったほうがベターです。

個人的には、非同期処理をするときに useCallback でやっても動けばいいじゃんとも思いますが、useEffect がベスト・プラクティスというのは理解しています。

サンプルコード

以下のサンプルコードには、大きな問題があります。
それは、レンダリングごとにリクエストが発生してしまう点です。

const [name, setName] = useState('');
// ↓ コンポーネントがレンダリングされる度に、axios.get が実行される。
// つまり、レンダリングごとにリクエストが発生する!
axios.get(`https://example.com/api/users/XXX`).then(res => setName(res.data.name));
return (<div>{name}</div>);
  1. 最初の setName が実行されたあとに、React の再レンダリング処理が走る
  2. レンダリング時に axios.get() が実行される

API サーバーに無駄なリクエストが発生してしまい、これは明らかに問題です。

useEffect を使った場合

useEffect を使えば、API リクエストが何度も走ることはありません。

const Example = () => {
  const [name, setName] = useState('');
  
  // コンポーネントマウント後に一度だけ実行される
  useEffect(() => {
    let unmounted = false;

    async function fetchName() {
      // axios ではなく fetch を使いました
      // https://developer.mozilla.org/ja/docs/Web/API/fetch
      const res = await fetch('https://example.com/api/users/XXX');
      if (!res.ok) {
        throw new Error(`unexpected status: ${res.status}`);
      }
      const data = await res.body();
      // アンマウントされた後に setName するとメモリ開放の妨げになるため、デバッガーに警告が出る
      if (!unmounted) {
        setName(data.name);
      }
    }

    fetchName();

    return () => {
      unmounted = true;
    };
  }, []);

  return <div>{name}</div>;
};

ユーザーアクション後に API リクエストするケース (useCallback)

次に、APIリクエストのタイミングが、ボタンクリック後のケースも考えてみましょう。
下のケースでは、useCallback を使います。

// ボタンがクリックされたら名前を読み込む
const Example = () => {
  const [name, setName] = useState('');
  const unmountRef = useRef(false);

  useEffect(() => {
    return () => {
      unmountRef.current = true;
    };
  }, []);
  
  const handleClick = useCallback(async () => {
    const res = await fetch('https://example.com/api/users/XXX');
    if (!res.ok) {
      throw new Error(`unexpected status: ${res.status}`);
    }
    const data = await res.body();
    // アンマウントされた後に setName するとメモリ開放の妨げになるため、デバッガーに警告が出る
    if (!unmountRef.current) {
      setName(data.name);
    }
  }, []);

  return (
    <div>
      <button onClick={handleClick}>名前を読み込む</button>
      <div>名前:{name}</div>
    </div>
  );
};

このケースでは、アンマウント後に setName が実行されるのを防ぐため、useRef を使ってマウント状態を保存しています。

ユーザーアクション後に API リクエストするケース (useEffect)

かなり冗長的になってしまいますが、理想的な実装です。

// ボタンがクリックされたら名前を読み込む
function reducer(state, action) {
  switch(action.type) {
    case "LOAD":
      return {
        ...state,
        isLoading: true,
      };
    case "SET_NAME":
      return {
        isLoading: false,
        name: action.payload,
      };
    default:
      return state;
  }
}

function reset() {
  return {
    isLoading: false,
    name: '',
  };
}

const Example = () => {
  const [state, dispatch] = useReducer(reducer, undefined, reset);
  const { isLoading, name } = state;

  useEffect(() => {
    if (!isLoading) {
      return;
    }

    let unmounted = false;

    async function fetchName() {
      // axios ではなく fetch を使いました
      // https://developer.mozilla.org/ja/docs/Web/API/fetch
      const res = await fetch('https://example.com/api/users/XXX');
      if (!res.ok) {
        throw new Error(`unexpected status: ${res.status}`);
      }
      const data = await res.body();
      // アンマウントされた後に dispatch するとメモリ開放の妨げになるため、デバッガーに警告が出る
      if (!unmounted) {
        dispatch({ type: "SET_NAME", payload: data.name });
      }
    }

    fetchName();

    return () => {
      unmounted = true;
    };
  }, [isLoading]);

  const handleClick = useCallback(async () => {
    dispatch({ type: "LOAD" });
  }, []);

  return (
    <div>
      <button onClick={handleClick}>名前を読み込む</button>
      <div>名前:{name}</div>
    </div>
  );
};

この最後のケースでは、isLoadingtrue になったタイミングで API リクエストを実行し、コンポーネントの状態を更新します。

実装に必要なコードの量は増えますが、コードを読んだときのロジックの把握のしやすさといった、メンテナンス性も考慮すると、useCallback よりも useEffect に軍配が上がるかと思います。

回答

“回答を投稿”をクリックすることで利用規約プライバシーポリシー、及びクッキーポリシーに同意したものとみなされます。

求めていた回答ではありませんか? のタグが付いた他の質問を参照するか、自分で質問をする