背景
TCP技術入門を読んで、TCPについて勉強しています。
スロースタート
スロースタートフェーズでは、輻輳ウィンドウサイズ(cwnd)はACKを受け取るごとに、以下のように増加していきます。
cwnd = cwnd + mss
1RTTごとで見ると、指数関数的に増加します。
https://gihyo.jp/admin/serial/01/tcp-cc/0001 参照
質問
スロースタートフェーズでの通信は、何が「スロー」なのでしょうか?
TCPの輻輳制御アルゴリズムの3つのモードの内、「スロースタート」が一番高速です。
- スロースタート
- 輻輳回避
- 高速リカバリ
一番最初のcwndが、たとえば10mssではなく1mssなのが、「スロー」なのでしょうか?
私の感覚だと、「指数関数的に増加する」のはスローではないので、「スロー」という単語を使った理由が気になりました。