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Firestoreのドキュメントの中で以下のようなエラー処理について悩んでいます。
参考https://firebase.google.com/docs/firestore/query-data/get-data?hl=ja

let docRef = db.collection("cities").document("BJ")

docRef.getDocument { (document, error) in
    // Construct a Result type to encapsulate deserialization errors or
    // successful deserialization. Note that if there is no error thrown
    // the value may still be `nil`, indicating a successful deserialization
    // of a value that does not exist.
    //
    // There are thus three cases to handle, which Swift lets us describe
    // nicely with built-in Result types:
    //
    //      Result
    //        /\
    //   Error  Optional<City>
    //               /\
    //            Nil  City
    let result = Result {
      try document?.data(as: City.self)
    }
    switch result {
    case .success(let city):
        if let city = city {
            // A `City` value was successfully initialized from the DocumentSnapshot.
            print("City: \(city)")
        } else {
            // A nil value was successfully initialized from the DocumentSnapshot,
            // or the DocumentSnapshot was nil.
            print("Document does not exist")
        }
    case .failure(let error):
        // A `City` value could not be initialized from the DocumentSnapshot.
        print("Error decoding city: \(error)")
    }
}

この上記の中で、Resultというのはどこから来たのでしょうか?
また、このResultをletでoptionalにしている理由が分かりません。

私が思うには、引数としてのdocumentに対してresultの処理をすれば分かるのですが
成功した値であるdocumentとは別に、Resultを使っている理由が分かりません。
他のコードを見ると、成功したとしてdocumentを使っているからです。

ご教授よろしくお願いいたします。

2 件の回答 2

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Resultというのはどこから来たのでしょうか?

Resultと言うのは、Swift標準ライブラリに含まれる型です。
Result

従来のように2つの変数を使って、「成功の場合はresultに非nilの値を返し、errornilを入れる。失敗の場合はresultnilを入れ、errorに非nilの値を入れる」と言ったお約束では、resulterrorが両方nilになることはありえないことをSwiftの型システム上は表現できないので、そのような場面で使われることを想定しています。

Resultの後ろにクロージャーが続いているのは、次のイニシャライザを使っています。

init(catching:)

このイニシャライザでは、クロージャーの中でErrorが投げられた時に、Result.failure(...)を、エラー終了せずに戻り値が返された時にResult.success(...)を生成するようになっています。


このResultをletでoptionalにしている理由が分かりません。

ご掲載のコードでletは複数箇所に現れているので、どの部分を言っているのか明確にされると、より的確な回答を得やすくなると思います。

ここでは、case .success(let city)の部分だと仮定しています。

ここでテストしているのは、try document?.data(as: City.self)Errorを投げたかどうかです。documentはOptionalなので、nilであればdata(as:)メソッドが呼ばれないまま結果はnilになりますから、try document?.data(as: City.self)が成功時エラーを投げずに戻す値はCity型ではなく、Optional<City>型になります。


成功した値であるdocumentとは別に、Resultを使っている理由が分かりません。

これは元のコードが著しく見にくい(天下のGoogleが発表しているコードだから良い書き方をしている、なんて思わない方が良い例ですね)せいもありますが、「何の成功・失敗」をどこで判定しているのかが十分伝わっていないようです。

  • getDocumentの成功・失敗

    成功: documentが非nil, errornil
    失敗: documentnil, error が非nil

  • data(as:)の成功・失敗

    成功: resultの値が.success(City?)
    失敗: resultの値が.failure(Error)

    ※この場合の「成功」にはdocumentnilのせいでdata(as:)が呼ばれない場合を含む

つまり掲載されたコードはgetDocument自体が失敗して、documentにはnilが入っている場合を後からチェックしていることになります。


少なくとも、どこでどんなエラーが発生しているのかチェックしていることをコードでわかりやすく表現したいなら、ご掲載のコードは及第点とは言えないですね。

例えばこんな風に書くともう少しわかりやすくなるでしょうか。

        let docRef = db.collection("cities").document("BJ")

        docRef.getDocument { (document, error) in
            if let error = error {
                print(error)
                return
            }
            guard let document = document else {
                print("Document does not exist")
                return
            }
            do {
                let city = try document.data(as: City.self)
                print("City: \(city)")
            } catch {
                print("Error decoding city: \(error)")
            }
        }
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  • 大変分かりやすいコメント有難うございます。 ご教授して頂いた内容を元に、勉強させて頂きます。 Commented 2021年12月15日 8:07
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通常であれば、データがなければnilあれば失敗、データがあれば成功でもいい時はありますが、おそらく通信に失敗した、Cityにデコード失敗などのことを考慮するために、Resultを使用しているんだと思います。

Result自体は、Swift標準の機能で、try-catchと同じような例外処理の1つです。

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