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C言語で以下のソースを実行したらtest1に0.80000000000000004と末尾に期待しない4が入っていて困っています。

int main()
{
    double test1 = 80 * 0.01;
    return 0;
}

環境は、Windows10、Visual Studio 2019です。

floatやdouble小数点以下の値には誤差が含まれる可能性があり、それによって誤差が含まれる可能性があることは分かりましたが、その誤差をどうやってなくすことができるかがわかりませんでした。

解決のためのアドバイスを頂けましたら、よろしくお願いします。

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    「0.80000000000000004」という値はどのように得たのでしょうか? その部分が説明されない限り、回答しようがないと思うのですが。
    – sayuri
    21年11月6日 22:30
  • 2
    デバッグ実行でreturn 0;の位置で停止してtest1の値をローカル変数のウインドウで見ると「0.80000000000000004」と表示されます。ちなみに単にリテラルの即値で初期化(double test2 = 0.8;)しても同じ値ですね。
    – kunif
    21年11月7日 0:02
  • 5
    はい、その点が重要で、表示や出力だけを問題視しているのであればcubickさんの回答で解決しそうです。しかしデバッガの表示、すなわちコンピューターの内部から正しい状態であることを求めているのであれば、他の方の回答のようなアプローチも必要になってくるわけです。そのため、何を問題視しているか? 「0.80000000000000004」は何を参照したのか? がこの質問の肝となります。
    – sayuri
    21年11月7日 1:36
  • 回答が遅れまして申し訳ございません。 「0.80000000000000004」という値はデバッガの表示、すなわちコンピューターの内部から正しい状態であることを求めています。私は0.8という値を期待していて、その値を使って処理を作りたかったのですが、「4」の部分が邪魔で困っています。
    – User9712
    21年11月8日 23:44
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十進数の表現をそのまま計算したいと言うことであってますでしょうか?

Cの浮動小数点数の型であるfloatdoublelong doubleはその実装形式や基数がいくつであるかは言語仕様では決められていません。しかし、ほとんどの環境では、IEEE 754の形式を採用しており、floatはbinary32(単精度浮動小数点数)、doublelong doubleはbinary64(倍精度浮動小数点数)になっています(long doubleが80ビットの拡張倍精度浮動小数点数になっている場合があります)。これらの浮動小数点数の形式は基数が2であるため、十進数の小数点数を正確に表現することはできません。つまり、0.01は0.01に極めて近い値であっても、正確に0.01では無いと言うことです。これは2の基数の浮動小数点数を使う限り、避ける方法がありません。(IEEE 754のbinary32やbinary64を採用している理由は、多くのCPUでこれらの形式に対して四則演算等ができる浮動小数点数ユニットを持っているからです。)

では、どうするかです。先程書きましたが、Cの言語仕様としては、基数が2で無ければならないというわけはなく、基数が10の場合についても言語仕様では言及されています。つまり、浮動小数点数の基数が10になるような環境を探せばいいと言うことです。と、言いたいところですが、基数が10になるような環境は見つけられませんでした。

もう標準で対応できる方法は無いのか…、というと、未来はあります。現在策定中の次のC言語規格であるC23(現在はC2xと言われている)では、基数が10の十進浮動小数点数の型である_Decimal32_Decimal64_Decimal128が規程される予定です。これらは既に出版済みのTS 18661-3でC言語の拡張として載っており、一部のコンパイラ(GCCやIntel Compiler等)で部分的に実装されています。通常のdobule(binary64)では0.10.2を足しても0.3と等しくなりませんが、_Decimal64(decimal64)では、等しくなります。

#include <stdio.h>
int main(void)
{
    double a = 0.1 + 0.2;
    _Decimal64 b = 0.1dd + 0.2dd;
    printf("%d\n", a == 0.3); // not equal => 0
    printf("%d\n", b == 0.3dd); // equal => 1
    return 0;
}

※最新のGCCやIntel Compiler等で試してください。古いバージョンやVisual C++等ではエラーになる場合があります。Clangもまだ対応はしていないようです。Visual Studioで試すとなると、カスタムビルドでGCCを使うといった方法が必要になるようです。

ただ、printf等で十進浮動小数点数を表示する%Daといった表現はGCCではまだ実装されていないようで、実用的にどこまで使えるかわかりません。また、CPUが十進浮動小数点数に対応した計算ユニットや命令に対応していない場合、通常の浮動小数点数に比べて非常に計算が遅くなる場合があります。なお、十進浮動小数点数にも精度があります。精度を越えて正確な計算はできませんので、その点はご理解ください。

_Decimal64等で対応していないコンパイラの場合は、Cの標準で直接扱う方法はありませんので、外部ライブラリを使うしかありません。軽く探してみましたが、libdfpというのがあるようです。任意精度が欲しい場合はmpdecimalがいいかもしれません。

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  • Wandboxで試したところ、clang HEAD 13.0.0でも_Decimal64は使えなさそうでした。
    – sayuri
    21年11月8日 12:47
  • ここに書いてあるとおり、Clangではまだ未対応でした。他の何か(IBMの環境かインテルコンパイラーあたり)と勘違いしていたようです。文章を修正しました。
    – raccy
    21年11月8日 13:07
  • アドバイスありがとうございます。 libdfpを使おうとgithubからダウンロードしてみて corgi-lab.com/windows/vs-external-library 辺りを参考に外部ライブラリをVisual Studioで使う方法を試していますが、いろいろなファイルがあってよくわからないです。ですが、何とかやってみます。
    – User9712
    21年11月11日 4:21
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double型では誤差をなくすことはできません。
10進数の計算の場合では1を3で割ると0.333333333....となりそれに3をかけても0.999999....となりますので誤差が出ることがわかりやすいのですが、コンピュータの内部では2進数に変換され計算されますので、10進数ではあり得ない誤差が発生します。
これは精度を上げることはできても、完全になくすことはできません。
10進数での誤差が許容できるのであれば10進演算ライブラリを使えばいいと思います。
下記にいろいろな演算ライブラリの説明がありますので参考にしてみてください。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BB%BB%E6%84%8F%E7%B2%BE%E5%BA%A6%E6%BC%94%E7%AE%97#%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%96%E3%83%A9%E3%83%AA

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  • アドバイスありがとうございます。10進演算ライブラリを探して使ってみます。
    – User9712
    21年11月6日 21:44
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他の方の回答にもあるように, 10進数では 10/310/7 などの循環小数があり, 無限の桁数がなければ正確な数値を保持できません(3倍, 7倍しても元の数値には戻らない)。同様に(コンピューター内でよく使わている) 2進数も, 0.1 という浮動小数点数は循環小数になり正しい値を保持出ません。

  • 値の範囲が限定的であれば, 固定少数点数で扱う方法がある。例えば, 内部処理はずっと 100倍した値で扱い (80 * 1), アウトプット時に調整する, など。

  • 十進演算を行う方法 … 各種プログラミング言語で, 十進演算ライブラリーが用意されているはず。それらは計算精度が高い, もしくは計算精度を指定できることも多く, 誤差が出にくい
    参考: https://ja.wikipedia.org/wiki/任意精度演算

  • 例えば Pythonには fractions --- 有理数 モジュールがあり, 分数の形で持つことで(計算途中までは)正しく値を保持できる可能性が高い (アウトプット時 小数点数に変換する際に誤差が出てくるかもだが) … この様なライブラリーを探すか作るかする

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  • 補足: 十進演算(dec, decimal) は二進浮動小数点数 0.1のような誤差は出ないが, 代わりに十進数での誤差が出る … が, 誤差が出る予測が(二進数よりも)付けやすくはなるはず
    – oriri
    21年11月7日 4:00
  • アドバイスありがとうございます。 循環小数が原因となって10進数ではでない値が出ていたんですね。 勉強になりました。ありがとうございました。
    – User9712
    21年11月9日 0:39
  • @User9712 浮動小数点演算、その問題と制限 にそれなりに詳しい説明があります (Pythonでの話だけど内容は参考になるかも)
    – oriri
    21年11月9日 5:10
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質問の範囲から多少外れますが参考情報として。

Visual Studio 2019とのことなので、 言語ではありませんが 言語が使えます。C++/CLI言語は.NET Framework上で動作するため、10進演算を行う System::Decimal が標準で使えます。

#include <stdio.h>
#include <vcclr.h>

static inline auto operator ""_m(const char* literal) {
    return System::Decimal::Parse(gcnew System::String(literal));
}

int main() {
    auto test1 = 80 * 0.01_m;
    pin_ptr<const wchar_t> str = PtrToStringChars(test1.ToString());
    wprintf(L"%s\n", str);
    return 0;
}

ちなみに.NET Frameworkの System::Decimal は有効精度も保持しているので、 0.80 が得られます(例えば 0.0100_m に変更すると結果は 0.8000 になります)。

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予め元の値の (小数点以下の) 桁数が分かっているなら、それに合わせて結果も printf 等で桁数を指定して参照するのが簡単な気がします。

printf("%.2f", test1);

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